バレンタインの定番といえばゴディバのチョコレート
ゴディバ(godiva)といえばだれもが知っている高級チョコレートですね。
私もたまにもらったり、時には手土産としてあげたりする人気のチョコレートです。
チョコレートの定番店であるごてぃばは多くの百貨店にも入っており、上質なチョコ、高級なチョコレートの定番的な存在となっています。
味もおいしいですし、手土産にしたときに金色の紙袋でキレイなのですが問題が「高い」こと・・・。
ゴディバがなんでこんなに高いのかを紹介していきましょう。
ゴディバとは?
ゴディバのついて書いていき前にまずはゴディバって何?という点から書いていきましょう。
ゴディバの正式名称は「ゴディバ・ショコラティエ(Godiva Chocolatier)と言います。
トルコの食品企業・ウルケル(英語版)の子会社である、ベルギーのチョコレートメーカーである。
ベルギーで創業し、ベルギー王室の御用達とされているが[1]、現在はトルコのウルケル・グループの傘下にあり、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどにおいて、チョコレートや関連商品の販売を行っている。
(引用:Wikipedia「ゴディバ」)
今ではアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどにおいて、チョコレートや関連商品の販売を行っており世界的にも人気のあるチョコレートのお店となっていますね。
ちなみに妻や娘はゴディバのドリンクがとにかく好きで、アウトレットなどにゴディバのお店があるとそこで一緒に飲んだりしています。
他にもクッキーやアイスは定番で販売をされており、ほかにもローソンやセブンイレブンでもコラボアイテムなども販売しており、販売路線をどんどん確保している印象です。
世界で愛される名前の由来は?
そんなゴディバですが、ゴディバという名前はどこから来たのでしょうか?
これはGODIBAという名前はイングランドの伝説に出てくるゴダイヴァ夫人(Lady Godiva)に由来しているといわれています。
ゴディバのロゴマークも、ゴダイヴァ夫人の有名な伝説を基本として、馬に乗った裸の女性が象徴となっています。
ゴダイヴァ夫人の英語の発音は「ゴダイヴァ」というのが近いのですが、フランス語での発音は「ゴディヴァ」に近くなります。
そのためベルギーのチョコレートメーカーとブランド名として、日本語での表記と発音は「ゴディバ」とすることが多くなっており、日本ではゴディバとして浸透をしているということになります。
もしかすると・・・海外では「ゴダイヴァ」と読む方が確実なのかもしれません。
ゴディバの歴史
そんなゴディバの始まりについても書いていきましょう。
ゴディバの始まりはジョセフ・ドラップスが「ショコラトリー・ドラップス」をブリュッセルにて1926年に設立をしたのが始まりといわれています。
その後の1956年に社名を「ゴディバ」に変更し、販売店をグランプラス広場に開業。
1958年にはパリのサントノーレ通りに販売店を開いて国外進出を果たしていますね。
アジアには、1972年に東京日本橋三越に第1号店をオープンして日本にゴディバが進出をしてきました。
1998年には香港、2009年に台湾、シンガポール、中国に、2010年トルコと拡大をしていたのですが、
2007年12月に経営戦略の違いから今のトルコの企業であるユルドゥス・ホールディングス(同国最大の食品企業「ウルケル・グループ」の親会社)が買収することになっています。
2014年の時点で世界80か国以上に進出をしており、450箇所の直営店と販売店を持っており通販でも購入ができるようになりました。
日本の販売先は?
ちなみに日本ではゴディバジャパンが輸入、販売を行っていますね。
日本での歴史も長く、1972年(昭和47年)に日本橋三越に第1号店をオープンさせてから店舗は年々増えています。
2014年の時点で約250店舗を構えておりそのうちの百貨店に入居する127店舗は日本国内の販売開始以来契約している片岡物産が運営しています。
主に百貨店に系列にはほとんど入っており、日本での高級チョコレートといえばゴディバという地位を見事に築いているといえますね。
ゴディバはチョコレートを購入するというイメージが強いですが、店舗によってはチョコレートアイスやドリンク、コーヒー、アイスクリームなどもいろいろと販売をしていますしアウトレットにも参入をしてきています。
特にバレンタインにも定番のチョコレートで義理から本命まで幅広く使えるという点でも人気を集めています。
私も今年のバレンタインに限定のものをいただきましたのでホワイトデーにゴディバのチョコレートを返そうと思っています。
ちなみに、2018年にゴディバが「義理チョコはやめよう」という広告を打ち話題になりました。
半ば義務化された風習に一石投じた形となっていますが、それでも売れるのがゴディバの強さといえますね。
ゴディバのチョコレートの値段が高い理由は上質だから?
ここまでゴディバの沿革や歴史について書いてきましたので本題のゴディバのチョコレートが高級と言われている理由について書いていきましょう。
チョコレートの値段はそれぞれとなっており1粒10円のものから高いものだと1000円を超える高級なチョコレートまであります。
「食べれば一緒だよ?」とついつい思ってしまいますが、スーパーとかで売っているチョコレートとは明らかに違いがありますのでその違いが値段の差なのかもしれません。
昔はゴディバも今のように簡単に売れる時代ではな勝ったのですが、最近は贈答品、プレゼント、ご褒美チョコ、ちょっとした手土産で常に売れるようになっています。
ちなみにお値段ですが、ゴディバは5粒入りが2160円くらいとなっており1粒あたりは400円くらいが定番の価格帯。
まぁ上を見ると高級宝飾ブランドのブルガリは、2粒3500円となっているのでなんかゴディバの値段がかわいく見えてしまいますね。
安いチョコレートの理由
チョコレートの値段というのはどのようにきまっているのでしょうか?
そこには秘密があり、安いチョコレートには植物油が入っているからです。
チョコレートの怖いところは中に何が入っているのかわからない点なのですが、そこに何が含まれているのか?によって値段は大きくことなってきます。
何気なく食べているスーパーなどで販売をされている普通のチョコレートには本来入れるべきカカオバターは入っておらず植物油が使われているから安いと言われています。
一般的な板チョコは、5~10%の植物油が含まれていることが多いため、ひと箱200円程度で購入できますし大量に同じ製法で機械を使って製造をするため大量生産が可能なため安価に購入ができます。
もちろんその安いチョコレートもニーズがあり最も食べ慣れているチョコレートといえば植物油がはいっているからです。
ちなみに高級なチョコのほとんどはカカオバターを使っているので、その分コストは一気に跳ね上がります。
輸送費と生産コスト
スーパーなどに売っているようなチョコレートと高級なチョコレートとは輸送のコストと生産のコストがどうしても違います。
例えば、チョコレートのベースとなるカカオ豆の相場は季節は時期によっても異なります。
しかし、相場は大体1kg当たり350円程度だといわれておりそれを購入するとなった場合には安いチョコレートでも高級チョコレートでも値段の大きな差はありません。
ただし、購入をする手間に大きな違いがあります。
安いチョコ | 高級チョコ |
・買い付けはメーカーが数万トン単位。
・輸送は船 ・工場で大量生産 ・包装は機械で一斉にして、箱は安価なもの。 |
・個人がカカオ豆を購入する。
・飛行機で運ぶ ・手作りにこだわる ・包装もコストがかかっている |
こんな風にカカオ豆自体の価格は違ってもそこからの生産工程や裏でかかっているコストの違いが大きな影響を与えると言われています。
実際に先ほどのブルガリの1粒1750円のチョコレートは専属のショコラティエが1粒ずつ丁寧に作り上げているということになります。
ゴディバのそのあたりの情報は見つかりませんが、大量生産とは違う作り方をしているめ値段に差があるといわれています。
ゴディバの価格が高いまとめ
ゴディバは高級チョコレートの代名詞となっていますが、その分の付加価値は非常に多いものとなります。
スーパーのチョコレートでは贈答用になりませんが、ゴディバだと手土産にも最適ですし何よりも喜んでもらえます。
私はもらうとテンションがあがりますがね。
他のチョコレートと価格が違う点は「材料の差」と「手間暇の差」という点なので納得できますね。
バレンタインやホワイトデーにチョコレートはいかがでしょうか?