ダッチオーブン初心者には最適なユニフレーム
最近はキャンプへ行くようになり、いろいろなものが購入したいなと思うことも多いです。
そんな初心者キャンパーの私がどうしても購入をしたかったものが「ダッチオーブン」です。
煮る焼く炊く蒸すなど何でも調理が可能な万能鍋でキャンパーといえばダッチオーブンと言われるくらい人気のアイテムです。
もちろんスノーピークやロッジのダッチオーブンがほしいとおもっていたのですが、なかなか手入れをしていく自信がなかったんですよね。
そんな時に友人にも聞いて見つけたのがアルミ性のダッチオーブンで人気のユニフレームです。
欲しくてほしくてたまらず購入をしたのでユニフレームのダッチオーブンスーパーディープについて書いていきましょう。
ユニフレームとは?
その前にユニフレームというキーワードが出てきたのですがあまり聞いたことがない方もいると思いますのでユニフレームについて簡単に紹介をしていきましょう。
ユニフレームとは、日本のアウトドアブランドです。
2014年まではユニフレーム社という会社名となっていたのですが、2014年に社名を「株式会社 新越ワークス」に変更をしています。
ちなみにユニフレームの名前の由来は「ユニークな炎(フレーム)を創造する」というコンセプトからとられている名前になっていますね。
商品としてはキャンプ用のテントからガスバーナー、アウトドアテーブル、鍋類など幅広く商品を展開しておりキャンプ用品といえば新潟県の燕市といわれくらい盛んな街に本社と構えています。
国産で質が高い。けれども値段は比較的リーズナブルという点でかなり人気を集めているアウトドアブランドです。
ダッチオーブンとは?
ちなみにダッチオーブンとはという点についても書いていきましょう。
ダッチオーブンとは、分厚い鉄製の鍋のことを指しており、蓋に炭火を置けるように作られている構造の鍋のことを相称してダッチオーブンと呼んでいます。
ダッチオーブンといえば、黒っぽい鋳鉄製のものが一般的です、他にもアルミニウム合金や鋼板製・ステンレスのものもあります。
ロッジ社、ヤマゼン、キャプテン・スタッグ、ユニフレーム、SOTO等様々なメーカーから多様な商品が揃っており私が今回購入したユニフレームのスーパーディープはステンレスです。
SOTOとユニフレーム
実はステンレスといえば、SOTOという日本のメーカーのダッチオーブンとユニフレームのスーパーディープがいつも比較をされます。
私も今回は購入に関してかなり迷ってユニフレームにしました。
理由は値段がユニフレームの方が7000円くらい安いということと知名度や有名度という点ではユニフレームだったからです。
ちなみにSOTOは普通の鍋のように使えるのでシーズニングなどの手間は一切いりませんが、ユニフレームは定期的なシーズニングが必要なものとなっています。
手間をかけたくない、高くても良いというならSOTO。
鋳鉄製のものまでは手入れができないけれども多少は育てることをしたいという方はユニフレームが良いと思います。
シーズニングとは?
シーズニングとは、簡単にいうとダッチオーブンの手入れのことです。
鋳鉄製のダッチオーブンは当たり前なのですが、ユニフレームのスーパーディープも初回のみは必要となりますね。
このシーズニングをさぼると鋳鉄製のものは錆びたりして痛みやすくなりますので注意をしましょう。
では、ユニフレームスーパーディープのシーズニングについて書いていきましょう。
ユニフレームのダッチオーブンのシーズニング
ユニフレームのダッチオーブンはステンレス製となっています。
他の材質のダッチオーブンとの大きな違いは、SOTOと同じステンレス製なのですが他のダッチオーブンと比較をして手入れが簡単というメリットがあります。
しかも、ユニフレームのダッチオーブンは「黒皮鉄板」と呼ばれる1枚の鉄板を鍋状にプレス成型したものです
よく見かける黒い鋳鉄製のダッチオーブンは溶かした鋳物素材を型に流し込んで成型しています。
ユニフレームのダッチオーブンのメリットは以下のような点があります。
洗剤で洗える
まず他のダッチオーブンは洗剤がダメです。
周りの加工をしている油分を落としてしまうからなのですがユニフレームはその点は関係なくガシガシ洗えますのでいつも清潔。
たわしで洗えますのでメリットは高いですね。
サビにくい
スーパーディープは酸化皮膜の黒皮が表面を保護がされていますので、赤サビが発生しにくいのも特徴です。
もちろん手入れをしなければサビはでる可能性がありますのでシーズニングは必須です。
割れにくい
一枚の鉄板を圧延加工しているので、強い衝撃や急激な温度変化を与えても割れにくいタフさを持ち合わせています。
他のダッチオーブンだと熱して暑い状態のところに水を入れるとヒートショックと言って割れてしまうこともあるのですがユニフレームは強いのも特徴です。
ちなみに私は使う前に駐車場で蓋を落としてしまいました。
しかし何も影響はなく蓋が傷ついただけなので強度も抜群といえます。
かみ合わせが抜群
ユニフレームのダッチオーブンは4.5mm厚の黒皮鉄板が採用されていますが、プレス、スピニング、切削加工を機械で行うことで精密に作られていますのでかみ合わせは抜群。
しっかりと密閉してくれるので蓋に圧をかけることができます。
IHも使える
ユニフレームのダッチオーブンはそこが平となっています。
脚がついていないので家庭のIHでも調理が可能な鍋となっていますね。
シーズニングの方法
ユニフレームのダッチオーブンは最初にシーズニングの作業がどうしても必要です。
これは鍋の中に特殊なコーティングがされているものと一度焼きる作業で、鉄臭さもとるための作業となっていますので準備が必要です。
しかし、初心者でも簡単にできますのであまり構えずやってみましょう。
やり方は以下の通り。
1,クリアラッカーを焼切ります。本体・フタをコンロに載せて煙が出るまで火にかけます。
フタは内側を焼けば終わりです。
※熱いのでヤケドにご注意ください。
※IHヒーターなど電熱器ではできない場合があります。
2,煙が出終わったらくず野菜を炒めます。鉄臭さを抜き、油をなじませます。
3,野菜を取り除き、きれいに洗う。
4,乾かして油を塗って完了。
では具体的なやり方について説明をしていきましょう。
初心者の私もユニフレームに付属をしていた説明書を読んで行いましたが簡単にできましたのであまり構えずにやってみましょう。
1,本体・フタをコンロに載せて煙が出るまで火にかける
私も自宅はIHなのですが、最初は直火の方が良いと記載をされていましたので妻の実家にいきガスコンロでシーズニングをしました。
説明書通りで焼き始めると5分程度で白い煙ができたのでここから約20分~30分ほど焼いていきます。
焼いていくと中のツヤがくすんできたような感じになるので少し覚まして油をしきます。
この色なるまで大体30分くらいかかったので目安としてそれくらいの時間を思っておきましょう。
2,煙が出終わったらくず野菜を炒める
油をしいて淵にも油を塗ったらクズ野菜をいためはましょう。
クズ野菜は何でもよいのですが、ダッチオーブンは鉄でできているためどうしても鉄臭さが残ってしまいます。
そのため、ネギやニンニクなど香り系の野菜を使うと良いでしょう。
3,野菜を取り除き、きれいに洗う
野菜がしんなりするくらい炒めたら少し覚まして洗剤で一度きれいにあらいます。
4,乾かして油を塗って完了
しっかりと拭いたらもう一度火にかけて完全に乾かします。
あとは中に油を塗って完了。
次はそのまま料理につかってください。
まとめ
今年に入りキャンプが楽しくなりついにダッチオーブンを購入してしまいました。
手入れは多少手間がかかりますが、それでも味がおいしいことは間違いないです。
これ使っていろいろな料理はレシピを楽しもうと思いますのでまた更新していきます。
初心者でも扱いやすいのがユニフレームのダッチオーブンですので次はファイアグリルを購入予定ですね。
ちなみにユニフレームには焚き火台のファイアグリル、ツーバーナー、テーブル、ライスクッカーなどほしいアイテムが盛りだくさんなので妻に内緒で少しずつ集めていこうと思っています。