自宅へ警察官が突然訪問してきたら
正直、いきなり警察官が自宅へきたら焦りませんか?
もちろんほとんどの人は何もしていないのですが、焦ってしまいますし不安にもなってしまいますよね。
私も何もしていなくても警察官が来るとさすがに焦ってしまいますので、警察官が自宅を急に尋ねる理由や警察官が急に訪れたときの対処に方法について書いていきましょう。
警察官が本物か疑うこと
もちろん警察官なので玄関に出て話をすべきなのですが、まずは疑うことを忘れないようにしましょう。
本物の警察官ならばよいのですが、中には警察官の姿をした詐欺や個人情報を盗み取る犯罪者もいる可能性もあります。
そのため、自宅へ来たらまずは疑うことから始めましょう。
これは警察官も言っていることで「疑いましょう。制服をきてて手帳を見せる偽物もいますし、本物の警察官の中には私服警官もいる」とのこと。
そのため、怪しいと思ったら最寄りの警察署に電話をして名乗った警察官の名前と所属と話している要件が正しいのかを確認しましょう。
いきなり訪ねてくることは実際にあり得るそうです。
その理由については次に書いていきますが、きちんと目的をもって警察官の人は尋ねています。
しかし、怪しい。本物の警察官なの?と不安になることもありますのでまずは「疑う」ということが大事だそうです。
そのため、以下のことに注意をして確認をしましょう。
・最寄りの警察署、交番の電話番号を知っておく。
・警察官を名乗る訪問者が少しでも怪しければ、答えたり扉を開けたりする前に、相手の名前・所属・用件を、自分で調べた警察署の番号に電話確認。
・警察官の制服、手帳は偽物の可能性もある。逆に、本物の警察官で私服警官である可能性も頭に入れておく。
特に電話番号には注意をしましょう。
中には偽の警察官が伝えた番号にかけるとグループで詐欺をしている可能性もあります。
そのため相手のいう番号ではなく、自分で調べた警察署の番号であることを確認して電話をしましょう。
自分が本物の警察官で訪ねている場合には腹がたって仕方がありませんが、警察官は疑うことが仕事なので自分たいちが疑われることにも慣れています。
そのため、いきなり警察官と名乗る人が自宅へ来た場合にはまず「疑う」ようにして情報をなどを話したりしないようにしてください。
警察官が自宅を訪ねる理由
警察官が自宅を訪ねるケースはいろいろとあるのですが、一番多いのは「戸別訪問調査」と呼ばれる調査目的になります。
これは、引っ越しをした人に対して重点的におこなっているのですが警察官は担当地域の住民とスムーズに連絡がとれるようにしておかなければなりません。
そのため、各家庭を訪問して様々なことを聞き出しているのです。
この訪問は別名「巡回連絡」という言い方をされており犯罪の抑止や災害防止に役立てているといわれています。
もちろん巡回の対象となるのは各地域の過程や事業所となるのですが、警察署長が巡回の必要なしという場合は警察官は行いません。
あくまでも管轄をしている警察署長の指示によるものなのです。
戸別訪問調査で聞かれることと目的は?
戸別訪問調査の目的はその家にどんな人が住んでいるのか?また、緊急に連絡先についてです。
そのため、個人の情報と警察への要望について聞かれることになります。
【個人の情報】
・家庭に住んでいる人数、全員の氏名
・非常時の連絡先
・勤務先
・子供の有無といる場合には子供の学校
・実家の電話番号など
【警察への要望】
・近隣住民とのトラブルの有無
・警察に相談をしたいこと
・地域で困っていること
・警察への要望や希望など
もちろん警察も仕事で小さなことでも積み重ねて話をしていくことで、事件を未然に防いだり、近所でのトラブル回避など各家庭を回るだけでも抑止になります。
そのため、各家庭を1箇所ずつ回る手間はあるのですが、それでも行うのはその目的があるからですね。
巡回連絡カードの作成
一番の目的はこの巡回連絡カードを作成することになります。
警察官は訪問をして確認をした内容を巡回連絡カードと呼ばれる個人情報カードを作成して警察署に保管をしています。
もちろん漏れたらどうしようと不安に思う方もいると思いますが、そこは安心をしてください。
カードは警察署内で厳重に管理をされていますので安心をしましょう。
この巡回連絡カードがあれば有事の時に効果を発揮してくれます。
例えば、自宅に空き巣が入って近隣の人が連絡をしてくれた、留守の時に子供が事件や事故に巻き込まれたなどです。
近隣の人はあなたの情報を知らないかもしれませんので、そんな時に巡回連絡カードが役立ちますね。
この戸別調査は定期的に行っている地域もあれば、そこまで行っていない地域もあります。
基本的には2年に1回程度おこなっており、主にアパートや賃貸、転出転入が多い場所などは半年に1回など頻繁に行われることもあります。
まとめ
もちろんいきなり警察官が自宅を訪ねてくると焦ってしまいますが目的をもってきています。
しかし、中には警察官ではないのに犯罪のために名乗る人もいますので疑うことから初めていきましょう。