納豆は健康になれる?
納豆は健康に効果のあるとされている食材ですが、どんな風にどんな効果があるのか?は知らない方も多いでしょう。
私も納豆好きで毎日食べているのですが、納豆の効果についてはあまり知らないのが正直なところです。
そこでここでは健康食品として体に良いと噂のある納豆についていろいろと書いていきたいと思いますので参考にして下さい。
納豆とは?
まずは、納豆という定義について確認をしていきましょう。
納豆の原料は「豆」となっており、納豆な納豆菌から作られている食べ物で大豆にある成分を栄養としてものすごく増えるのが納豆です。
納豆ができる仕組みとしては納豆菌が成分を分解したり、それを違うものと合成することによって納豆の味やねばりがでて大豆が納豆となるのです。
なぜ納豆と呼ぶの?
納豆がなぜ納豆(なっとう)と呼ばれるようになったのか?
これにはいろいろな諸説があるので紹介をしていきましょう。
1つ目の納豆は昔はお坊さんがお寺の台所のある場所のことを「納所(なっしょ)」で納豆を作って食べていたので「納所豆(なっしょまめ)」と言われており、ここからにごって「納豆」になったという説。
2つ目は納所で作られた豆は、桶(おけ)や壷(つぼ)などの容器に入れて貯蔵(ちょぞう)されていました。
その状態から「納(おさ)めた豆」が縮(ちぢ)んで「納豆」となったという説。
3つ目は神棚(かみだな)に供(そな)えた煮豆(にまめ)にしめ縄(なわ)のはしっこが偶然(ぐうぜん)ふれて、稲(いな)わらに住みついていた納豆菌(きん)が繁殖(はんしょく)して豆が糸を引いた。
おいしい食べ物を神様が納めてくれた。
つまり、神様に納めた豆という意味をこめて「納豆」と北国では呼んだ。
こんな風にいろいろな諸説があるのですが、納豆の意味とはこんな風に言われていますね。
納豆のネバネバの理由
納豆のネバネバの秘密はグルタミン酸が豊富に含まれているためと言われています。
グルタミン酸は糖の一種であるフラクタンという物質からできています。
長く糸を引く意味としてはグルタミン酸という物質が折りたたまれて繋がっているためです。
納豆の種類
納豆にはどんな種類があるのでしょうか?
普段スーパーなどでも見かける納豆は普通の納豆ですが、ほかにはどんなものがあるのか紹介をしていきましょう。
納豆の種類は主に3つとなっています。
1,甘納豆
甘納豆はお菓子の一種となっており、豆を砂糖で煮詰めた甘い豆です。
2,糸引(いとひき)
こちらは誰もが普段から見ている納豆です。
ご飯にかけたり、そのまま食べたりする食品となっていますね。
糸引き納豆は丸大豆の納豆やひきわり納豆など2種類に分かれることになります。
3,寺納豆(てらなっとう)
こちらは別名塩納豆とも呼ばれており、大豆と小麦と麴菌や塩水などに付け込んで熟成させるためのものとなっています。
塾生をさせるために約1年ほどかかるといわれているのですが、出来上がると黒っぽい半分乾燥したようなものが出てきますね。
糸引き納豆のようなネバネバはなく、塩味とうまみが調和したような独特の味となっています。
納豆の栄養
納豆は健康に良いなんて言われていますが、一体どんな栄養素がふくまれているのでしょうか?
納豆には主に6つの栄養素が含まれていると言われており、健康維持するために必要な栄養素はすべて含まれていると言われています。
含まれている栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維の6つとなりますね。
たんぱく質
たんぱく質は筋肉や内臓などの体の組織を作る成分となっており、動物性と植物性の主に2つがあります。
脂質
エネルギー源や神経組織になり、身体の体温維持にも役立つ成分です。
炭水化物
糖質と食物繊維を合わせた成分となっておいり、主要なエネルギーの元となります。
ビタミン
酵素を活性化させる働きがあります。
新陳代謝に使われ、カラダの調子を整えます。
ミネラル
歯や骨など骨格を作る成分となっており、体内のバランスを整える働きを持っています。
食物繊維
腸内環境を整えたり消化・吸収を助けます。
他に含まれている栄養素
納豆にはほかにも豊富に栄養素が含まれているスーパーフードです。
例えば、レシチン、ミネラル、ビタミン、イソフラボン、ナットウキナーゼ、食物せんい、大豆サポニン、大豆ペプチド、大豆たんぱくとなっており、納豆を食べるだけで体に豊富な栄養素を入れることができます。
カロリーは?
納豆は50gで100kcalというカロリーとなっている食べ物です。
そのため、ダイエットや健康を維持するためにはとても向いている食材になります。
50gというのは普通に販売をされている納豆のパックが1つそれくらいの価格となっていますが、商品によってはもっと含まれているものもありますね。
高たんぱく低カロリーが納豆の魅力なのでダイエット中にお腹を満たすためにも使えるアイテムといえますね。
食べ過ぎても大丈夫なのか?
納豆はこれだけ栄養がある健康食材となっていますが、非常に食べやすくアレンジもしやすいのも魅力です。
レシピも豊富にあり、パスタ、オムレツ、チャーハン、サラダ、キャベツと和え物など食べ方は無限大。
そしてご当地の納豆もいろいろとあり日本でも愛されている食べ物です。
しかし、素朴な疑問として「納豆を食べまくればよいのでは?」と思うこともありますが、どうなのでしょうか?
結論としては「食べすぎはダメ」ということになります。
納豆には甲状腺ホルモンを活性化する酵素である「セレン」と呼ばれる成分が含まれています。
このセレンは一日に250mcgなでならばよいとされており、納豆1パックに118mcgが含まれているとされていますので2パックまでとなりますね。
食べすぎによるデメリット
もちろん納豆を食べることは悪くないのですが食べすぎは逆効果になることも。
セレンを食べすぎると下痢、腹痛などの症状が出ることもありますし、過剰に摂取をすると脱毛、爪の変形、下痢、嘔吐、頭痛、しびれなどいろいろな症状を発症する可能性もあります。
また、大豆イソフラボンも1日に3パック以上食べるとイソフラボンが女性ホルモンに似た働きをすることによってホルモンバランスを崩すことになります。
そのため納豆を食べるならば1日に2パックまでにしておきましょう。
納豆には乳酸菌も含まれている
納豆には乳酸菌を増やす効果があると言われています。
これはある実験でわかったことで納豆を生きたまま腸まで届けることにより腸内に住み着いている乳酸菌を増やしてくれる効果が期待できますね。
乳酸菌とは、善玉菌の1つとなっており、食べることによいり腸内のビフィズス菌などを増やしてくれる効果があります。
乳酸や酢酸を生産し、腸の運動を促進して有害のある菌の増殖を抑制する働きがあります。
乳酸菌はどこにある?
乳酸菌は普段から私たちの腸内に住んでいるのですが、食べ物から含もうと思った場合には乳製品のヨーグルト、チーズ、バターなどの乳からできているものに豊富に含まれていることで知られています。
そこへ納豆菌を一緒に入れることで乳酸菌がさらに増加をして有害のある菌を抑制したりしてくれます。
そのため日ごろから発酵食品などの乳酸菌と、納豆が豊富に含まれている納豆菌が入っているものを食べるとよりよくなっていきますね。
乳酸菌と納豆菌をセットにしよう
ただし、どちらの菌だけでは相乗効果はあまり期待できません。
そのため、乳酸菌と納豆菌を一緒に食べることにより腸内で元気に働いてくれることがわかっていますので同時に取るようにしましょう。
中でもおすすめは、キムチと納豆です。
キムチは発酵食品なので乳酸菌が豊富に含まれていますし、納豆は納豆菌が豊富にあります。
どちらもセットにして食べることにより腸内まで届いてくれますので効果も高いですのでおすすめですね
2週間食べ続けた感想
納豆が健康に良いということなので2週間食べ続けてみました。
すると、驚くことに便通がとてもよくなり体調も良くなったと個人的に感じています。
これは納豆の効果なのかたまたまなのかはわかりませんが、食べることにより明らかに変化があったので納豆のおかげかもしれないですね。