飼い方が難しいカブトムシ
カブトムシやクワガタムシといえば夏の風物詩となっており人気の虫になっています。
男の子からは特に絶大な人気を誇っているカブトムシなのですが、実は飼うのは難しいという問題もありますね。
例えば、エサは何をやれば長生きするのか?また、飼育の正しい方法などわからないことも多いと思います。
私も昔からカブトムシを飼うこともあったのですが、朝起きると突然死んでいたなんてこともありましたのでカブトムシの飼い方や寿命などについて書いていきましょう。
カブトムシとは?
カブトムシとはどんな虫かご存知ですか?
そもそもどんな虫なのか知らない人もいると思いますので、カブトムシの定義についてまずは知っていきましょう。
カブトムシ(甲虫、兜虫)とは、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科・カブトムシ亜科・真性カブトムシ族に分類される昆虫の種の標準和名。より広義にはカブトムシ亜科 (Dynastinae) に分類される昆虫の総称だが、この項では種としてのカブトムシを扱う。
大型の甲虫で、成虫は夏に発生する。
(引用:ウィキペディア「カブトムシ」)
ちなみにカブトムシは和名となっており、頭部に大きな角をもっており日本の兜のように見えることからこのような名前が付いたとされています。
子供から一番人気の夏の虫となっておりクワガタ虫と人気を二分化しているといえる人気の虫ですね。
寿命はどれくらい?
カブトムシの寿命はどれくらいになるのでしょうか?
これについてはいろいろな意見があるのですが、カブトムシの寿命は約1年といわれています。
ただし、その1年の内の大半は幼虫をして終わってしまいます。
9カ月くらいの間は幼虫をして過ごすこととなり、最終的に孵化をして2カ月後ほどで寿命を迎える虫となりますので生きている期間は約1年間。
ただし、あのカブトムシの姿になるのはわずか2カ月~3カ月程度といわれています。
入手をするおすすめの時期
たしかに夏の風物詩となっている虫なので時期を外すとなかなか手にはいりにくいというのは正直なところです。
そのため、最初からなかなかうまくいかないこともおおいのですが8月に購入をしたり手に入れたとしてもすぐに死んでしまう可能性が高いです。
できるだけカブトムシを楽しみたいと思っているならば孵化したての6~7月くらいに購入をするのが目安といえますね。
幼虫から購入をする方もいると思いますが、そのような場合には4月ごろに冬眠からさめた幼虫を入手するのがおすすめですが、幼虫から育てるというのはなかなか難しいのも正直なところ。
そのため、購入をするなら成虫から購入をした方が良いというのが正直なところです。
カブトムシの飼育とエサ
では、カブトムシを手にいれた後の飼い方について書いていきましょう。
カブトムシを飼ったあとは飼い方に気を付けましょう。
きちんと飼えば長生きをする虫なのですが、飼い方を間違えるとすぐに死んでしまうデリケートな虫でもありますので注意をしたいところですね。
そのためにも大きな虫かご、土、エサの3点には注意をしておいていきたいポイントになるといえます。
虫かごと土の用意
まずは、虫かごにカブトムシの飼育用の土が売っていますので用意をしましょう。
この際に大事なことは適度に湿らせるということです。
初心者の人は難しいと思いますのでホームセンターなどですべて購入をするようにしてください。
その場で手に入れば一番良い方法だといえます。
暑さに弱いので注意をしよう
夏の虫なので、カブトムシは暑さに強いと思っている方もいると思いますがそれは大きな間違いです。
カブトムシはあまり暑い場所になると死んでしまう可能性もあることから直射日光の当たる場所での飼育は控えるようにしましょう。
そのため、外で育てようと思っている方もいますが室内で育てるというのが正しい選択となりますが、クーラーの聞いている部屋やクーラーの風が当たる場所だとカブトムシはすぐに弱ってしまいます。
すぐに死んでしまいますので注意をしなければなりませんね。
もし、室内はイヤだという方は玄関や風通しのよいベランダなどで飼育をすれば問題もないでしょう。
温度管理は重要で25℃~30℃が最も適しているのですが、暑すぎる、寒すぎるは死んでしまう可能性もありますので注意が必要です。
また、土も握って崩れるような団子程度の固さにしておくとよいので湿らせるということもとても大事になります。
エサはなにが良い?
自宅でカブトムシを育てるとなった場合にはカブトムシのゼリーやバナナなどが良いですね。
本来カブトムシは木の樹液を吸って生きている生き物なのですが、自宅で木の樹液を用意しようと思ってもなかなか難しいものです。
そのため、ゼリーが一番最適です。
目安としてはカブトムシ一匹に対してゼリーが1つというのが必要なので毎日交換をして上げて下さい。
昔はスイカや砂糖水など果物を与えることも多かったですが最近はあまり与えません。
カブトムシやクワガタムシが下痢をするなんて言われることもありましたが今はカブトムシゼリーの方が栄養も優れており、交換も簡単なのでわざわざ果物などを与える必要がなくなったというのが正直なところのようです。
飼育数にも注意しよう
あとは、飼育数にも注意をしましょう。
カブトムシは気性の荒い生き物となりますので角のあるオスばかり入れるとエサを取るためにケンカをしたししてしまいます。
例えば、オス2匹いれるとエサの取り合いをすることになり、どちらかはエサを食べられないということになりかねません。
そのため理想はオス1匹に対してメス2匹が良いとされていますね。
カブトムシのまとめ
夏の風物詩といえばカブトムシ。
見た目もかっこよい子供たちからは憧れの虫なのですが、飼育はなかなか難しいというのは正直なところ。
しかも寿命も短いので注意をしなければなりませんね。
私も子供のころはカブトムシを飼っていたのですがいつもすぐに死んでしまったりした経験が多く飼い方が難しいとはおもっていましたが自分の飼い方の問題だったのかなというのが正直なところ。
飼い方も理解できたので妻の許可が降りたら飼ってみようかなと思います。