香水の使い方
香水といえば、良い香りのするもの。
そんな香水を日ごろから使っている方も多いと思います。
しかし、いつも迷うことがどこにつけるべきなのか?という素朴な疑問です。
私も日ごろから香水を着けているのですがいつもつける場所がよくわからず手首にかけてこすって首へ。
そんな流れが当たり前になっていますので、正しい香水の付け方について書いていきましょう。
香水とは?
その前にそもそも香水とは何?
というところから書いていきましょう。
香水(こうすい)は、油状や個体の香料をアルコール(酒精)で溶解した溶液で、体や衣服に付け、香りを楽しむための化粧品の一種である。
紀元前1850年頃に香水を製造していたという最古の工場跡地はギリシアで発掘された。
(一部引用:Wikipedia「香水」)
香水がまさか化粧品の1つなんてことは知らなかったので驚きました。
レディースがよく着けているイメージですが、最近はメンズもよくつけている印象です。
香水の種類
香水にはいろいろな種類があります。
元から液体のようにされているものがあり、それを付けることにより良い香りがするというメリットがありますね。
香水の種類としては、「液体タイプ」のものと固形タイプの「練り香水」というタイプ、ロールタイプと言われているコロコロと塗るタイプなどがあります。
フレグランス
香水のように身体に心地よい香りを付けるために使用する化粧品、香料のこと。
現在ではフレグランス柔軟剤も登場しています。
フレグランス=香水ではなく“香水はフレグランスの一種”です。
ボディミスト
ボディ用の香りつき化粧水。香りの持続時間は香水よりも短く、1~2時間程度。
香水に比べ香りも軽いので焼肉屋さんやタバコのにおいが付いてしまった!という時に
気軽に使えるのが人気の特徴です。メンズでは珍しく、主にレディースとして販売されています。
香水の違い
一言に香水と言っても、実は4種類ありますパルファムからオーデコロンに近づいていくにつれて持続時間は短くなるという流れになります。
そのため、購入をするという際には濃度などをしっかりと確認して購入をしましょう。
1,パルファム
→濃度:15%~30%、持続時間:5時間~12時間
2,オーデパルファム
→濃度:10%~15%、持続時間:5時間~12時間
3,オードトワレ
→濃度:5%~10%、持続時間:2時間~5時間
4,オーデコロン
→濃度:1%~5%、持続時間:1時間~2時間
香水の正しい付け方と量は?
では、次に香水の正しい付け方と量について書いていきましょう。
香水を着ける際についつい何度もプッシュをしてしまいがちですが、それは大きな間違いです。
香りに慣れてしまっているだけで回りの人からするとしっかりと香りが出ていることになりますので理解をしておきましょう。
あくまでも香水は香りを楽しむアイテムですので、香りが強すぎて周りの人を不快にしないことが大切です。
ダメな付け方
一番ダメな香水の付け方は手首に吹きかけてこするというもの。
香水は粒子からできていますが、プッシュをすることによりその香りの粒子をつぶしてしまうことになります。
すると香りが持続せずに香りが長持ちせず本来の香りが楽しめないということになってしまいます。
香水の香りの流れとは?
香水をつけると付けた時間帯によって大きく香りがことなってきます。
これは3段階で変わるといわれており、トップ、ミドル、ラストの3段階に分かれていますね。
トップノート
香水を付けてから5~10分後ぐらいに香り、「第一印象」となる香りです。
トップノートにはレモンやベルガモットなどの柑橘系、葉や草を思わせるグリーン系など軽めの香料が使われることが多く一番香りが際立っているタイミングです。
慣れてくるとこのトップの時点でもあまり自分では香らないなんてことになりますが十分すぎるほど香りがありますので安心をしてください。
ミドルノート
香水を付けてから30分~1時間後くらいの香りです。
ミドルノートは付けた香水の「核」となる部分で、その香水のテーマや個性が最もよく表現されています。
ラストノート
香水を付けてから2~3時間後くらいの香りで、その香水の「残り香」となる部分です。
ラストノートにはムスクなどの動物性香料や、バニラなどのスパイシー系など、残香性の高い香料が使われます。
おでかけをする際に大事なことは、つけて30分くらい経過をする頃がタイミングをして一番良いです。
そのため、出かけるとなったらその30分を目安にしておきましょう。
香水をつける場所はどこがいい?
では、次に具体的に香水をつける場所について書いていきましょう。
どこにつけると最も効果が高いのでしょうか?
まず香水の性質をしっておきたいのですが、香水は太い血管が通っている部分や体温が高い部分につけると香りが強くなる性質があります。
そのため、血管の多い部分となると手首の内側が一番スタンダードな場所です。
手につけることでいろいろな行動をするという点でも香りを広げやすくなるメリットもあるため香りを強く感じられる場所になっていますね。
また、耳の後ろやうなじに関しても自分自身が香りを楽しみたい場合には試してみましょう。
ふんわりを香らせたいならばどこ?
香水は付けたいのだけれども、強い香りは好きではない。
そのため、ふんわりを香ってくれればよいという人もいると思います。
そんなときには以下の4箇所がおすすめ。
ウェスト
洋服を着る前にウェストの左右から30cmほど離して香水をワンプッシュしてみましょう。
これは私も普段からつけている場所なのですが、洋服の隙間からさりげなく香りますし全身ふんわりと香りを楽しむことが可能です。
太ももも内側
こちらも体温が高い場所となります。
自分の鼻からも遠い場所なのでふわっと香らせたい場合に効果のある方法です。
ひざの裏
こちらの太ももも裏側と同様に自分の鼻からも遠いのでふわっと香る程度に楽しめる香水をつけられる場所です。
足首の内側
足首の内側も汗をかきにくい場所となっていますし、香りは下から上に上がっていく性質をもっていることから全体がふわっと香ることが多いです。
ひじの内側
ひじの内側は皮膚の体温がもとから高い場所なので香水をふることに最適な場所といえます。
よく動かす場所となっていますので効率よく香りを持続させられます。
左胸
左胸といえば、心臓。
心臓はよく動く場所なので香りもよく出てくることになります。
まとめ
香水のつけるタイミングや香りについては書いてきました。
私も過去には手首につけてこすって耳の下へつけるということをしていたのですが、ほんのりと香らせたい想い今はウェストに着けるようにしています。
香水は香らせすぎるといやらしい雰囲気になりますが、適度な香りはとても良い効果をもたらしてくれるものなので香水をつける場所には注意をしたいものですね。