引越しをするとなるといろいろな手続きが必要となります。
近所へのご挨拶はもちろんですが、ほかにも電気やガス、水道などのライフラインの開通などやらなければならないことは多いですね。
そんな引越しですが、ほかにもやらなければならないことと言えば「引っ越しのハガキ」です。
会社の同僚や、お世話になっている人、親戚、友人など引越しをしたことを知らせるための大事なものです。
そんな引越しですがハガキは出すべきなのか?という点や、引っ越しを知らせる際にみんなはどうしているのか?など気になるポイントについて書いていきましょう。
引越しのハガキは出すべきなのか?
引越しのハガキについてはいろいろな意見があるのですが、そもそも「出すべきなのか?」という点が気になるポイントになります。
これについては最低限度の関係でも「引っ越しをしたことは伝えるべき」です。
会社に勤めているならば会社関係の人に伝えることになりますし、友人や親せきにも引越しを際には伝えるものです。
例えば「大きな家に引越しをした」「賃貸から家を購入した」「実家へ帰った」などいろんな理由があると思います。
そんなときには「引越しをしたことを伝えるのはマナー」であるということを覚えておきましょう。
ただし、ハガキで引越しをしましたと伝えるべきなのか?と言われるとそれは違います。
最近はメールやLINEなどで報告をすることも多く、会社の場合は口頭で「引越しをしました」と伝えることも多いようですね。
ハガキを贈る人はどんな人?
しかし、誰もがメールやLINEだけにしているのかと言われるとそんなことはなく以下の人には簡単にすませるのではなくハガキで引越しをした旨を伝えることもあるようです。
・普段あまり会うことのない親戚や友人など。
・目上の人やお世話になっている人。
・会社の上司やお祝いをいただいた人。
特に目上の人や、つながっておきたいけれども普段あまり会うことがないという人にはメールなど簡易なもので伝えるのではなくあえてハガキで伝えることがあります。
出すタイミングはいつ?
もし引越しのハガキを出すとなったらいつのタイミングで出すべきでしょうか?
引越しの前にだすべきか?それとも引越しの後に出すべきか?と迷う方もいるようです。
この答えですが、引っ越しハガキを出す際に「引越しました」と引越しをしたことを報告するための書類となりますので引越しをした後に出すべきものです。
タイミングとしてはなるべく早く出すべきというのが答えになります。
ただし、引越しをすると間違いなく忙しくなりますし荷物の荷ほどきなど時間もかかることになりますので引っ越しが終わってから遅くても2~3か月以内には出すようにしておきましょう。
しかし、できればスムーズに引越しをしたという挨拶をしたいものなので引越しの前には用意をしておき、引っ越し後はスムーズにハガキを送ることができるようにしておきたいものです。
→ 引っ越しの挨拶の品物と範囲はどこまで?引っ越し料金を安くするコツも紹介
引越しハガキの文例
そんな引越しハガキですが、どんな内容の文で送るべきなのでしょうか?
一般的な引越しハガキの例文を紹介をします。
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引越しのお知らせ
拝啓 ○○の候 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、私どもは下記の住所へ引越しをしましたのでお知らせいたします。
お近くにお越しの際にはお気軽にお立ち寄りください。
敬具
令和〇年〇月〇日
※新住所を書く
※名前を書く
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こんな風にシンプルですが、友人から目上の方まで使える文例を紹介しました。
引越し後は驚くほど忙しくなりますので、定型文だけでの印刷をしておけばあとは住所と名前を書いて送付すればOKです。
あとは新しい家と家族の写真を文章を掲載する方もいますので、失礼のないような写真ならばよいでしょう。
もちろん久しぶりに連絡を取る人もいるので、その場合にはコメントを書き込むと年賀状のような役割で役立つ書き方ができます。
引越しハガキのまとめ
ここまで引越しハガキについて書いてきました。
最近はメールやLINEなどのSNSも発達をしていることからついつい手軽に連絡をしたり、報告をしたりすることが定番となっています。
しかし、そんな時代だからこそ普段会わない人や、会えない人、目上の人にハガキというアイテムと使って伝えてみるのも良いアイデアでしょう。
多少の手間はかかりますが、この時代だからこそ簡易なコミュニケーションツールを使うのではなくハガキというアイテムを使ってコメントを書いて大事にすべきですね。
これから、引越しをする予定の方、引越しハガキを出すか迷っている方の参考になればとおもいます。