蚊に刺されるのがイヤだという方も多いでしょう。
私も毎年蚊に刺されると腫れてしまいついついひっかいてしまいます。
すると、血がでたり、時には痛みがでてきたりと最悪な状態になってしまうこともあります。
そこで考えるのはなんとか蚊に刺されない方法はないものか?という点についてですので蚊に刺されない方法や刺されやすい人の特徴についてまとめていきましょう。
蚊に刺されない方法
蚊に刺されない方法なんてあるのでしょうか?
実は蚊はとても体の小さな生き物ですし、人間からすると指が一本あれば簡単につぶせるのですが結構賢いということがわかっています。
蚊はどんな生き物?
蚊は血を吸って生きているので吸血鬼のようないイメージを持っている方も多いのですが、それは間違いです。
蚊は人間や生き物の血を吸って生きているのではなく、普段は花の蜜なども吸って生きています。
じゃあ人間をさすのではなく花の蜜だけすっていてくれたらよいのにと思いますよね。
しかし、メスは産卵のためにたくさんの栄養を必要としておりそのために吸血をするのです。
吸血をするのは基本的にメスであり、産卵のために人間の血を吸うといわれています。
蚊に刺されても気づかない
実は多くの人が経験をしていることなのですが、蚊に刺されてもあまり気付かないんですよね。
中には人間の視野に思い切りはいってやられてしまう蚊もいますが、蚊はなかなか気づかれない生き物なのです。
そんな蚊の持っている針は本当の特殊にできているものとなっており、先端はギザギザになっています。
吸血をする際に皮膚との接触する面積を減らして人間にできる限り気付かれないようにするための技術といえます。
すると、痛みを感じることなく血を吸えますので蚊に刺されたもあまり気付かないのですね。
かゆくなる原因
蚊は刺すと同時に唾液を注入するのですが、その唾液は蚊にとって大きなポイントで麻酔効果を持っています。
すると、人間を吸血するために指して麻酔を入れるのでその部分の皮膚は麻痺をしている状態となります。
麻酔の効く時間はおよそ3分くらいと言われていますので、その間に蚊はしっかりと血を吸うのです。
また、この唾液には血が固まらないようにするための技術もありますので、しっかりと血を吸うことができ麻酔が切れるころには蚊はどこかへいってしまっているのです。
そのため、人間は血を吸われていることすら気付かずにどこかへ行ってしまうのです。
蚊にはこんなすごい秘密兵器があるのでたかが蚊とあなどってはいけませんね。
蚊にさされない方法
そんなすごい能力を持っている蚊ですが、蚊に刺されない方法はないものでしょうか?
蚊は「高い体温」「汗に含まれる乳酸と水分」「二酸化炭素」「皮脂」を感知して寄ってくるといわれています。
蚊は体温が高くて汗かきの人が好みなので、男性や子供は蚊にとって最高のエサ。
そして、屋外でBBQなどをしてビールを飲むと呼気に二酸化炭素が増えてしまうためビールを飲んでいない人よりも蚊が寄ってきます。
汗がひいて来たところが要注意
しかし、蚊には特殊な能力がある代わりに汗があると滑ってしまうという弱さもあります。
そのため、汗をかいている手や足には止まらないようにするため汗が落ち着いたタイミングでしか寄ってこないこともわかっていますね。
そのため、汗をかいて落ち着いてきたタイミングは要注意だといえます。
蚊に刺されない対策
やはり蚊に刺されたらかゆいですし、腫れたりしてあとからのケアが大変なもの。
そのためにも蚊に刺されないための対策は必要ですので以下の方法を実践してみてください。
虫よけスプレーと蚊取り線香
虫よけスプレーや蚊取り線香は肌につけると効果もあります。
中には貼るタイプのものがあったりもしますが効果があります。
特に屋外で遊ぶとなった際には虫よけスプレーと蚊取り線香は必須といえますね。
レモンの香り
蚊はなぜか柑橘系の香りには寄ってこないといわれています。
特にレモンの香りは苦手なようなので、蚊が心配ならばレモンの香りを周辺に香らせてみましょう。
汗をこまめにふき取る
汗が蚊に「血はここにありますよ」と教えているのと同じ状態です。
そのためかが寄ってこないように汗はこまめにふき取るようにしましょう。
蚊に刺されたときの対処法
しかし、どんなに対策をしていたとしても100%蚊に刺されないようにする方法はありません。
そのため蚊に刺されてかゆみが生じた際には対処をしっかりとしましょう。
ちなみにかゆみの原因は蚊が血を吸うときに注入をするアレルギー反応であるといわれています。
かかない
まず蚊に刺されたらかゆくて仕方がないですが、かかないということが重要です。
強くかくと血が出たり、その部分が化膿したり、腫れあがったりする可能性があります。
それを防ぐためにも掻かないことは重要です。
絆創膏はダメ
子供はかゆくてついついかいてしまうこともあります。
すると血が出たり、汁が出てきたりしてこまってしまうこともありますがそこで気をつけたいのは絆創膏をはることです。
汁が出ている状態で絆創膏をはると傷が乾燥をすることなくじゅくじゅくの状態になってしまい最悪とびひなどにつながりますので気を付けましょう。
石鹸や流水で洗う
これは私も保育園の先生に教えてもらったことなのですが、蚊に刺されたら何もせずに石鹸や流水で洗い流すことです。
これはかゆみの原因となっている蚊の唾液の成分が酸性であるためアルカリ性である石鹸をつかうことで肌の痛みを防ぐこともできるからです。
あとは蚊に刺された部分を冷やしたりすると良いでしょう。
蚊に刺されたときのまとめ
暖かい時期になると蚊も活発に動くようになります。
あんな小さな生き物なのですべてを防ぐことは不可能です。
それならば、しっかりと刺されない対策をしたり刺されたときにも対処をしたりすることが人間にできることなのでしっかりと対策をしてくださいね。