病気の原因はなに?歯周病と歯槽膿漏の違い
急に歯茎がいたくなる、歯が痛くなる、痛くなった時の対処法をあなたはどうしていますか?
たぶん多くの人は歯医者へ行くということになります。
歯や歯茎って急に痛くなることが多く、「なんか痛い」「なんか違和感がある」なんて言って歯医者は駆け込んで痛みを取り除いてもらうってことも多いです。
そんな歯茎の病気の歯肉炎や歯槽膿漏って何が違うの?また、原因はなに?というところについて書いて行きたいと思います。
歯周病とは?
歯周病とは、歯茎の病気となっており日本では現在20歳以上の人で72%、40~60代の人では80%がかかっているといわれています。
ちなみに大人になってからかかる病気と思われがちですが実は小中学生の40%は歯肉炎にかかっているといわれていますので小さなころからもかかる病気です。
歯茎が腫れあがったり歯磨きの際に歯茎から出血する場合は歯周病の初期段階を言えますし歯肉炎にかかっている可能性もあります。
症状
歯肉炎の症状とは歯茎が腫れあがっている状態のことを指しています。
炎症を起こし赤く腫れ、歯磨きなどのちょっとした刺激でも出血をしてしまうというものです。
軽度の場合は歯と歯肉の間にある歯周ポケットと呼ばれる深い溝があるのですが、そこから雑菌などが入ることにより歯槽骨と呼ばれる歯を支えている骨を破壊してしまう可能性もあります。
中度になると、歯肉がぶよぶよと腫れあがり歯周ポケットから膿がでてくることも・・・。
口臭もひどくなり歯が浮いている感じがして。ものが噛みにくくなります。
重度になると、歯槽骨はほとんどなくなり歯の根っこである歯根が露出をしてしまいます。
歯肉は腫れあがって痛みを伴い、歯がぐらぐらになって最後は抜けてしまう病気です。
原因
主な原因は歯磨きをした際にの押した歯垢です。
歯垢の中にある細菌や毒素や酵素によって歯を支える組織を刺激すると歯肉の炎症を起こしてしまうことになります。
それがさらに悪化をして歯周ポケットに溝ができたり歯を支える骨まで溶ける「歯周炎」(歯槽膿漏」になるともとに戻すことはできませんんおで、歯肉の不調を感じたら早めに病院を受診することをおすすめします。
歯肉炎とは?
歯肉炎は歯肉に炎症が生じている状態のことを言います。
歯肉炎を発症すると、歯肉が赤く腫れます。
それにより外的な刺激で傷つきやすくなりますし、歯肉炎はいわゆる歯周病の初期段階の状態です。
まだ大丈夫だと思ってそのままにしておくと歯を支える組織にも炎症が広がり最悪の場合は歯を失うことになります。
歯を治すためには日ごろから歯磨き習慣を心がけることが大切ですね。
原因
歯肉炎は歯と歯の間、歯と歯肉の間に小さな隙間に細菌の塊が溜まることにより歯肉に炎症が生じることを言います。
細菌の塊のことを専門用語で「プラーク」と呼びます。
プラークは歯ブラシをきちんと行えていないことにより起こる時に作られるものとなっています。
そのため、特に気を付けたいのは歯並びが悪い場合です。
歯と歯の間に汚れが溜まりやすくなっており歯磨きが行き届かなくなりますのでプラークが形成されやすくなってしまいます。
細菌感染症として発症することになる歯肉炎ですが実は感染をします。
唾液を通して感染をすることになりますので家族内でスプーンや箸、皿などを共有することは避けておくほうが良いでしょう。
特に大人に歯肉炎を子供が感染をしたとい事例もありますので、子供に食事を与える場合にあは食器やお箸、スプーンなどは分けておくほうが良いでしょう。
歯槽膿漏とは?
歯槽膿漏は歯と歯茎の間の溝が深くなってしまうことにより起こる病気です。
その溝の中に潜む細菌が増殖をすることにより炎症を起こしてしまい、その結果歯の土台となる歯を溶かしてしまう病気となっています。
放っておくと最後は歯が抜けてしまうので避けておきたい病気ですね。
ちなみに歯周病、歯肉炎、歯槽膿漏といろいろないい方がありますが歯周病は歯肉炎や歯槽膿漏の総称となりますのでしっておきましょう。
歯周病の治し方
歯周病になる主な原因は歯と歯茎の間にで増殖をする細菌の塊と(歯垢)となっています。
細菌の塊(プラーク)から毒素が出されることで歯茎に炎症を起こす病気が歯肉炎です。
その状態のまま長期に渡って放置をすることにより歯の土台にある骨が溶けてしまうことで最終的には歯槽膿漏となってしまいますので注意をしたいところですね。
予防の方法
予防の方法は3つとなります。
まずはブラッシングにより歯と歯茎の間にひそむ細菌をしっかりと書き出しましょう。
キレイにしたら歯と歯茎の間、奥深くへの歯磨きの薬用成分を行き渡らせることです。
歯茎を意識しながらやさしくじっくり毛先でマッサージするようにみがきましょう。
このコツをすることで歯や歯茎の状態はとてもよくなっていきますので注意をしておきたいポイントといえます。