注目キーワード
  1. ファッション
  2. デザイン
  3. 流行

ブルーカラーとは?職種とホワイトカラーとの違いについて

スポンサードリンク

労働者の差別的言い方ブルーカラー

あまり一般の人たちからすると馴染みのない言葉かもしれません。

ブルーカラーってしっていますか?

これはある職種などを総称した言い方となっており、ある意味差別的ないい方ではないか?と言われるようなことばです。

他にもホワイトカラーという別の言い方もありますので、今回はブルーカラーについて書いていきましょう。

ブルーカラーとは?

まず、知っておかなければならないことはこのカラーの意味です。

ブルーカラーはもともと海外から回ってきた言葉となっており、色の「color」ではなく、「collar」で「襟」という意味を示す言葉となっています。

これは職種によって襟の色で分けている言葉ですね。

では、本題のブルーカラーとは?一体どんな言葉なのかということについて書いていくと、

「工場などで働く技術系の労働者に配られる服の襟には青系の色と使う」ことが多いため、このブルーカラーという言葉がつきました。

歴史は古く、1920年に当時自動車産業が真っ盛りだったアメリカで誕生をした言葉でブルーカラー、ブルーワーカーなんて呼ばれることもあります。

ブルーカラーの職種とは?

もちろんきちんと定義があって定められているわけではありませんが、主に以下のような仕事の人たちをブルーカラーと呼んだりします。

・土木作業員

・建築作業員

・交通誘導員

・鉄鋼製造スタッフ

・機械製造スタッフ

・駅員

・警備スタッフ

・整備工

・修理工

・運送スタッフ

・ビルメンテナンススタッフ

・清掃スタッフ

日本ではブルーカラーの専門求人誌があるため実は結構有名な言葉なのです。

職種は見ていただいた通り、肉体労働系、ガテン系と認識をしておくとよいでしょう。

ホワイトカラーとは?主な職種も紹介

その反対の言葉でホワイトカラーという言葉がありますが、これもブルーカラー同様に襟の色に分けられている言葉となります。

ホワイトカラーとは、営業職や事務職などスーツが基本(Yシャツ、ネクタイ)を着用して働く労働者を指しておいす。

Yシャツの襟の色は白いことからホワイトカラーと呼ばれていますね。

・医師

・薬剤師

・教師

・弁護士

・税理士

・事務スタッフ

・営業スタッフ

・研究者

・SE

・プログラマー

・設計士

・コピーライター

・MR

・エステティシャン

厚生労働省によると、ホワイトカラーは大まかに分けて専門職、技術的職業従事者、管理的職業従事者、事務従事者、販売従事者という4つの仕事の分類をされることとなります。

中でも代表的なのはサラリーマンとなっており、大学卒業と同時にホワイトカラーへ就職をする傾向にあります。

あまり大学を卒業してからブルーカラーへ行くという人は少ないですね。

(参考:厚生労働省-ホワイトカラー労働者の働き方について

このように職種によって襟の色で分けていうことから一部では差別ではないかといういい方もあります。

職業や職種で分けることはおかしなことなのかもしれませんが、今はこの言葉も普通に使われるようになっていますね。

ブルーカラーのメリットデメリット

ここまではブルーカラーとホワイトカラーの違いや職業職種について書いてきました。

次に紹介をしたいのはブルーカラーのメリットデメリットになりますのでぜひ参考にしてください。

ブルーカラーは肉体労働者、ホワイトカラーは知識労働者という印象からブルーカラーの給与はあまり高くなく、低賃金でしんどいということを思っているかもしれませんが実はそうではありません。

ブルーカラーでもとても高収入を得ている人もいるのは正直なところなのでブルーカラーのメリットについて書いていきましょう。

ブルーカラーのメリット

メリットについて書いていきます。

手に職がつく

ブルーカラーは手に職を付けた技術や専門職のお仕事となります。

一度身に着けたスキルは自分のものとなりますので転職時にもその技術を持っているというだけですぐに仕事がきまりますので同じ職種ならば転職も安易。

技術を手に入れてしまえさえすれば一生自分の力となります。

仕事とプライベートのオンオフができる

建築系、土木系、工場系は急な仕事や納期に追われるような場合は残業もありますが、それ以外は基本的に残業は少ない仕事。

そして休憩もきちんととれる仕事となっています。

また、ホワイトカラーのように休日出勤をしたりすることは少なくカレンダー通りの休みとなるケースは多いため家族との時間や自分の時間も確保をしやすい仕事だといえます。

大企業に就職しやすいチャンスがある

現場職を採用したい大手の企業はたくさんあります。

ブルーカラーの仕事はある意味ホワイトカラーでは代わりにならないことからどうしても多くの人数と高い給与で採用しなければなりませんね。

採用枠も多いことから技術と経験さえあれば転職もしやすいです。

人間関係のストレスが少ない

ブルーカラーの仕事は基本的にルーチンワークが多いため、ホワイトカラーと比較をした場合にイレギュラーな仕事はあまりありません。

また、1人で行う仕事が基本なので仕事ができない人の影響を受けるなどの問題も生じにくい仕事です。

ある程度技術がつけば自分のペースで黙々と仕事ができるため精神的な重圧も少ないといえます。

ブルーカラーのデメリット

しかし、メリットばかりの仕事であればよいのですが、デメリットもあるのは正直なところですので書いていきましょう。

3K

3Kとは「きつい」「汚い」「危険」というような仕事のこと。

どうしても体力を使うことになる仕事であるため疲れを感じたり、体が汚れたり、高いところへ登ったりする仕事が多くなりますね。

マンションの設営などになると特にそんなイメージとなります。

女性が少ない

肉体労働系、ガテン系となるとどうしても男性しかいないイメージ。

そのため、職場での出会いは少ないとしかいえませんね。

天候の影響が受ける

雨や雷などは危険を伴うため仕事が中止になることもある仕事です。

天候に左右をされる他にも空調もないため夏はアツい、冬は寒いという過酷な仕事です。

体力がいる

体力がなければ務まらない仕事となっています。

体力に自信のない人はこの仕事にはあまり向いていないという印象となりますね。

まとめ

ブルーカラーの仕事をしている人はたくさんいます。

ホワイトカラーも同様ですが、世の中にはいろいろな仕事がありどれもメリット、デメリットというものがありますので覚悟をして仕事をするようにしていきましょう。

ブルーカラーで修業をして自分で会社を立ち上げる人もいるほどですので、高収入を得られて未来のある仕事と言えるかもしれません。

学歴フィルターは理系に多い?就活でふるいにかけられる理由

最新情報をチェックしよう!
スポンサードリンク