阪急三番街の新しいエリアUMEDA FOOD HALL
阪急三番街といえば昔ながらの飲食店が並ぶお店となっているのですが、北側の地下2階のリニューアル工事を進めてきた結果、2018年3月28日にリニューアルオープンしました。
その名前が「UMEDA FOOD HALL(ウメダフードホール)」となります。
梅田という中心の街にあるフードコートで関西初の店舗も多いので紹介をしていきましょう。
フードホールとは?
フードホールとは多彩な人気のお店の料理を共有するスペースをなっており、フードコートの進化版と言われている形になっています。
この三番街のフードホールの場合は多彩なお店の種類がそろっていますし、参入をしてきているのも人気店や話題のお店、関西初、日本初などのお店が豊富なので話題です。
食事は自分の好みで食べられますので、家族や、デート、ほかにも打ち合わせになど使い方も多様ですし、もちろんお昼から飲むこともできますので使い勝手も良いというのが特徴となりますね。
LUCUA FOOD(ルクアフード)
この三番街にできたフードホールですが、ほかにも梅田(大阪)にもどんどんと進出をしています。
たとえば、こちらのLUCUA FOODは大阪の駅前にあるルクアの中のもフードホールができました。
ルクアフードホールは様々な店舗があるバルチカの隣にできたお店となっており、買い物もできます、購入をしたものをその場で食べることも可能になります。
中でも肉と購入して食べるBBQ専用スペースが人気となっていますね。
フリーイートインも100席を用意されていますのでそこで思い切り食べることもできるという点はおすすめですね。
UMEDA FOOD HALLのフロアと店舗
UMEDA FOOD HALL(ウメダフードホール)は5つのエリアに分かれています。
梅田に訪れる人の食欲を満たすために、また様々なシーンで対応をすることができるようにという狙いからバル、美食、お手軽、スタミナフード、スイーツという5つです。
また、関西初出店や全国で初出店のお店なども豊富にあることからフロア全体が話題となっており、食べる席はなんと1000席も用意をされています。
では5つのエリアを簡単に紹介していきましょう。
バルゾーン
ビールなどのお酒や和はフレンチのデリ&バルなど気軽にお酒を楽しむことできるゾーンです。
シックな空間でお酒と食事をじっくりと味わえるスペースです。 シックな空間でお酒と食事をじっくりと味わえるスペースです。
焼き鳥・そば・おでんの一重
こちら関西発出店のお店となっており、丁寧にとって出汁で作る親子丼は最高においしいです。
特に鶏もも肉に甘辛いタレが最高ですので一杯やりたいなという場合には最適なお店です。
天丼・天串・串カツのいしのや
こちらも関西発出店のお店となります。
天丼も串カツも聞いたことあるのですが、「天串」って何だろう?
天串は串カツの天ぷらバージョンでお酒と一緒に楽しめる食事となっています。
江戸前の天丼もおいしいと評判ですよ。 江戸前の天丼もおいしいと評判ですよ。
NY DELI STYLE(ニューヨーク デリ スタイル)
こちらは全国初出店のお店となっており、ワンプレートディッシュやチキンオーバーライスなどおしゃれなメニュイーが取り揃えられている店舗となっています。
サーバーから注げる厳選ワインにクラフトビールな、ノンアルコールビールなどお酒も豊富にあるのが魅力のお店です。
こちらで気になるのがこちらのボトルが並んでいるサーバーのようなもの。
こちらプリペイド式のドリンクとなっており、いろいろなお酒が楽しめるお店となっています。
プリペイドなのでその都度入金をして好きなお酒を楽しむということになりますね。
気軽に食べられるデリスタイルはもちろん好きなお酒をいろいろ飲みながら楽しんでみてはいかがでしょうか?
大阪梅田の花火寿司
こちらは全国初出店のお店となっています。
インスタ映えすると言われているお寿司屋さんで、1つ1つのお寿司を職人さんが握ってくれます。
花火寿司の名前の通り、色鮮やかなネタを花火に見立てているお寿司は圧巻となっており、見た目も味も良いお寿司屋さんですね。
ここの有名なのは「踊り寿司」と言い、生きたままの海老を握るお寿司となっていますので、SNSに面白いものを発信したいならば花火寿司は外せません。
ragout(ラグー)
全国初出店のお店となっています。
煮込み料理がメインのフレンチのお店となっており、ワインと煮込み料理の相性が抜群のお店です。
煮込み料理にはもちろん野菜が豊富にはいっており、味もおいしくヘルシーなので女性に人気のお店となっています。
中でもじっくり煮込まれている牛肉の赤ワイン煮は絶品なのでぜひ食してください。
美食ゾーン
女子会やカップルにおすすめの美食ゾーン。 女子会やカップルにおすすめの美食ゾーン。
情報に敏感な女性のためにヘルシーなサラダや本格なイタリアン、ふわふわのパンケーキなどを用意しています。
Re:Ent楽韓堂(リエントラッカンドウ)
こちらは全国初出店のお店となっており、オリエンタルリゾートをイメージしたお店となっています。
あまり聞かない名前となっていますし読めないと思いますが「リエントラッカンドウ」と読み、韓国料理の楽韓堂のバルバージョンというイメージとなります。
アジア各国の料理が幅広くそろうお店となっており海鮮チヂミが人気です。
他にもオリエンタルカクテルなどのドリンクも豊富にそろっているお店となっています。
この写真は定番の石焼ビビンバですが、味は美味しく混ぜる際にできる焦げは非常においしいです。
Italian Dining PESCA(イタリアンダイニング ペスカ)
産地直送の野菜や新鮮な卵、魚介類、三軒豚など全国から選び抜かれた食材で作られている本格的なイタリアンは絶品です。
中でもピザのように見えるけれどもパイ生地で作られているパイッツァは創業当時から人気の商品なのでぜひ食べておきたい一品となりますね。
いろいろなメニューがあるのですが、その中でもベーコンととろとろ半熟卵のパイッツァは人気です。
&COFFEE MAISON KAYSER(アンドコーヒーメゾンカイザー)
関西発出店のお店となっており、パリにある人気のブーランジェリーの新展開のお店となっています。
フランスの伝統製法で作るサンドイッチのほかにもクロワッサンとの相性を考えられているコーヒーはおすすめです。
人気のクロワッサンが美味しいのですが、フランスの伝統製法で作られており、高級発酵バターが入っていることから味わいも違いますね。
フードモールの中でも群を抜いていつも混雑をしているお店というイメージです。
時間帯によっては20分~30分程度は並ぶことを覚悟しましょう。
この混雑は朝の10:30ごろです。
休みの日で朝なのでパンが人気となっていますが、混雑をする時間帯はこの倍くらいは並ぶことが当たり前のお店ですね。
テイクアウトも可能なので手土産にも最適ですのでいかがでしょうか?
BURN SIDE ST CAFE(バーンサイドストリートカフェ)
梅田初出店のお店となっており、心斎橋にある「elk」の新展開のお店となっています。
この店舗のために新たに考案をされたパンケーキは白い卵と豆乳で作る真っ白な生地が特徴となっており、ボリューミーだがしっかりと食べられるホワイトスフレパンケーキは絶品の商品です。
他にもオリジナルバーガーなどもそろえておりクラフトビールも人気のお店ですね。
果香×ツル商店(カカ×ツルショウテン)
こちらも全国初出店のお店となっており、医食同源の考えに基づいた香港&アジアスイーツのお店である「果香」と石垣島の海南鶏飯店である「ツル商店」とのコラボが話題となっています。
中でもスイーツの九龍(くーろん)は球体寒天の中にいろいろな果物が入っているスイーツでインスタ映えすることも間違いないものとなっています。
味はほのかに甘い感じなのですが、おいしいのか?と言われると「まぁまぁ」というのが個人的な意見ですが見た目の可愛さは間違いなしです。
ヘルシーで美味なアジアンフードを食べたいと思っているならば間違いないお店ですね。
お米料理 リゾット☆スター
全国初のお店となっており、オーナーは米農家で発行料理専門天など神戸で展開をするお店となっています。
「子供やお年寄りも食べやすいものを」という考えからリゾットが主役のお店となっていますね。
夜はリゾットとワインセットが人気となっています。
ちなみにお米は山口県産の白米と玄米、お好きな方を選ぶことができます。
お手軽ゾーン
その名前の通りお手軽に食べたい人向けのゾーンとなります。
うどんやラーメン、海鮮丼などサラリーマンがランチにサッと食べたいときにおすすめのエリアとなっていますね。
ランチの定番メニューがそろっています。
宮武讃岐うどん
関西初出店のお店となっており、昭和23年創業の老舗の「宮武讃岐製麺所」と提携をしたうどん店となっています。
毎日店舗で製麺をしており、瀬戸内産のいりこ出汁できっちりを仕上げてあることから最後の一滴まで出汁も飲める点もgoodなお店です。
もちろん揚げたてのてんぷらもおいしいのでうどんと天ぷらのセットは最適ですね。
ここのうどんは毎日店舗でうっているためおいしいうどんを味わいたいならばここです。
コシ、ダシ、のど越しの三拍子そろっているお店です。
大阪・堂島とろ家
阪急三番街にあった人気のお店が戻ってきた形になる人気の回線定食のお店「とろ家」。
中でも特性のタレに和えた鮮やかなマグロをぎっしりと敷き詰めている名物まぐろめしはぜひ食べておきたい逸品です。
今回はまぐろの赤身、中とろ、大とろを使用した至極のまぐろづくし丼をいただいたのですが食べたらとろけるトロは最高です。
食べるととろける感じなので美味しく海鮮系を食べるならこのお店ですね。
名物はまぐろめしと呼ばれる商品で、ご飯の上にこれでもかというくらいまぐろが敷き詰められているどんぶりです。
毎朝市場からのまぐろが食べられますのでおいしいことは間違いないですね。
正式担担麺美食庁 四川辣麺
担々麺の専門店である四川辣麺がおいしいお店となっています。
濃厚でパンチのきいた味となっておりラー油独特の辛さのあるお店となっています。
鶏ガラスープとの相性は抜群なのですが、辛いものが苦手な私はスープはほとんど飲めませんでした。
とにかく辛く、私も友人も辛いものが苦手なので「あ~辛い」と言いながら食べていましたが味自体はとてもおいしいです。
スタミナゾーン
ステーキやみそカツなど食事でしっかりとパワーを付けたい人へ向けての食事がそろっているゾーンとなります。
お腹を一杯にしたいならこのゾーンがオススメですね。
名古屋名物 みそかつ 矢場とん
名古屋のとんかつといえば「矢場とん」と言われるくらい人気のとんかつ屋さんが梅田に初出店しました。
見た目な濃厚なのですが食べるとあっさりとしているみそだれが癖になるとんかつ店ですね。
梅田には初出店となりますが、なんばに松竹座の地下にありますので大阪で食べるならばこのいずれかに2店舗になるかなと思います。
中でも人気はこのわらじかつ。
通常のかつの2倍の大きさとなっているとんかつなのでお腹いっぱいとんかつを食べたい人にはおすすめです。
私もなかなか食べきれず友人らとシェアをして食べました。
名古屋で愛されている味ですが、万人受けするみそだれは絶品ですね。
他にも味噌カツ丼などいろいろなみそカツの食べ物が並びますが、矢場とんへいったらこのわらじかつはぜひ食べてほしい逸品といえます。
麺や マルショウ
関西では豊中に本店を構える有名店が梅田に登場。
関西のまぜそばブームのきっかけにもなったと言われているお店となっており、ここのまぜそばはやみつきになるうまさです。
もちもちとした麺とパンチの効いたピリ辛ミンチにたっぷりのニラ、ほのかのあまい醤油だれは合います!
また、阪急三番街店のみジューシーな唐揚げもありますので見逃せません。
1ポンドのステーキハンバーグタケル
梅田に初出店となる人気のステーキのお店タケル。
ボリューミーなお肉が安く食べられるとして人気になっていますね。
がっつりお肉を食べたい人には最適なお店となっており、オリジナルソースを始め10種類以上の調味料が用意をされていますので最後まで食べられます。
中でもプレミアムチャックアイステーキ1ポンド(453g)は3110円もしますがみんなから歓声が上がること間違いなしの料理となっています。
スイーツゾーン
もちろん食事だけではなくスイーツも充実しているのがUMEDA FOOD HALLの魅力となります。
クレープにバターサンドなど3時のおやつにも最適ですし、食後のデザートを楽しみましょう。
YORKYS Creperie/sucreuf(ヨーキーズクレープリー/シュクレフ)
関西初出店のお店となっており、夙川の有名店であるパンケーキのYORKYS BRUNCHがクレープと焼き菓子のお店として出店をしています。
今回はいちごのクレープを注文。
大きなサイズのあまおうがこれでもかというくらい乗っていますが880円という値段の高さにも驚きます。
ちなみに隣にはバタークリームの生地の絶妙なバランスを追求しているバターサンドがあるのですが、こちらも看板の焼き菓子となっており、平日のお昼頃に行くとすでに売り切れていました。
UMEDA FOOD HALL(ウメダフードホール)の使い方
最後のウメダフードモールの使い方について書いていきましょう。
席は先に確保をしよう
1000席もありますが、平日のお昼でも4人席を確保するのはなかなか大変です。
食事を注文をしたけれども席がないということになりかねませんので、まずは席を確保しましょう。
その際に取られても良いものを置いておくことをおすすめします。
もちろんお分かりですがお金などの貴重品はおかないように気を付けましょう。
おすすめの時間帯は朝の11:00ごろになります。
各店舗それくらいの時間にはオープンをしていますし、この写真の通り休みの日でも席はガラガラとなっていますので確保もしやすいです。
お昼時となると、席を確保することは困難となる可能性が高いので混雑をする時間帯を避けるというのは賢い選択といえます。
ただし、店舗によっては11:00までオープンをしていないため早くいっても目的のものが食べられない可能性もありますのでご注意を。
注文後はブザーで呼ばれます
注文をしてもその場で渡されることは少なく、どちらかといえばあとでブザーで呼ばれることがほとんどとなります。
そのため、他のお店のものを購入しに行ったとしてもブザーは必ず持っておきましょう。
飲食物の持ち込みは禁止
フードモールといっても飲食店と同じです。
そのため、ほかのお店で購入をしたものを持ち込むのはやめておきましょう。
食事後は各店舗へ戻そう
食べ終わったらそのままにしておくスタイルではなく、基本はセルフとなっていますので食べ終わったら各お店にトレーなどを戻すようにしてください。
中には誰かが回収をしてくれると思っておいたままにしている人もいましたがマナー違反となりますのでやめておきましょう。
飲食以外の利用はダメ
勉強や仕事などほかのことで長時間の利用は避けておきましょう。
席がなくて困っている人もいるかもしれませんので注意をしてくださいね。
全館禁煙です
禁煙となっていますので、喫煙スペースにいきましょう。
喫煙スペースは西側のトイレ奥にありますのでそちらを利用しましょう。
トイレは?
フードモールの東西に1つずつありますのでご利用ください。
とても清潔感のあるトイレとなっています。
UMEDA FOOD HALL(ウメダフードホール)の残念なポイント
もちろんウメダフードモールはいろいろな飲食系もありしっかりと食べるお肉系からお寿司などのあっさり系、甘いスウィーツ系などいろいろとありますので人気です。
しかし、まだできたばかりということもあり残念なポイントもあります。
店舗でも手が遅い
とにかく店舗で待たされることが多いです。
例えば、先ほど紹介をしたクレープのお店でも行列ができているにも関わらず、1つに時間がかかりすぎるため私の友人が20分以上もならびました。
基本はブザーで呼ばれるシステムなのですが、私も食事を取りに行ったら違う商品を渡されたりして「それ違います」なんて言ったりもしましたね。
人気店が集まっていると言ってもアルバイトの人が多いのでしょう。
結局「待たされる」「段取りが悪く時間がかかる」という2つポイントに関してはまだまだ改善の余地がありますし、少しの行列で手が回らない状態になるのならば人を増やすなどの対応をすれば・・・と思うのですが。
対応もいまいち
また、ほとんどがアルバイトで運営をしているケースが多くなっており、私も友人は「ここにすわってよいか」とお店のカウンター席にすわりました。
しかし、いつまでも注文も聞きにきてくれず(10分くらい待たされる)「どうしたらよい?」と聞いたところ「今から注文を受けても1時間程度はかかる」といわれ激怒をしたとのこと。
それなら最初から「1時間程度かかりますけど・・」と言ってくれれば座らないし、友人も無駄な時間も使わないしお店の評判も悪くならなかったのにと思いますね。
席が空いていない
平日の14:00に行っても席はどこもあいていないため、とにかく席の確保は必須なのですがとにかくあいていないため席探しもすごく時間がかかります。
しかも、4人席に1人で座っていたりするものですからなかなか大人数で座る席を確保するのは大変です。
私は5人で行ったものですが、席探しだけに20分ほどかかりました。
食事をしに行っているのに席を探さなければならないストレスとめんどうくささは解消してほしいところです。
ちなみに土日は本当に席が全く空いていない状態になるようですね。
UMEDA FOOD HALL(うめだフードホール)へのアクセス
阪急三番街
住所:大阪府大阪市北区芝田1-1-3
営業時間:フード:10:00~23:00
ショッピング:10:00~21:00
阪急三番街の奥になります。
梅田にはほかにもLUCUAのバルチカ、LUCUAフードモール、グランフロントのフードモールなど新たな飲食店がどんどんオープンをしており、飲食店の戦いも激化しています。
もちろん各店舗ともに個性的な店をどんどんと出展していますので、食べる側からするととてもありがたいことなのですが・・。
これからは梅田に行った際には各場所にあるフードモールがスタンダードになるのかもしれないですね。
もちろん旅行へ行く前にちょっと立ち寄って食べるなんてのも叶うのが良い点です。