土用の丑の日ってよく聞きますが、実際はいつなのかしっていますか?
そしてなぜウナギを食べるのかしっていますか?
この記事を書くまで知らなかったのですが、これは日本人としてしっておきたいですし知るとウナギが食べたくなりますので意味を紹介していきましょう。
土用の意味について
まず、土用の意味について書いていきます。
土用は日本を4つの季節に分けたときに言葉となっていまs。
「立春、立夏、立秋、立冬」の直前の約18日間のことを言います。
この4つの季語は「二十四節季(にじゅうしせっき)」のなかの季節を表すものです。
二十四節季とは1年を「春、夏、秋、冬」の4つの季節に分けたものでそれをそれぞれ6つに分けたもので合計24の季節に分けたという考えになりますね。
そんな土用の日とはどんな意味でしょうか?
土用の日とは
そんな土用の日とはいつのことをさすのでしょうか?
土用の丑の日といえば私の勝手なイメージは「夏」なのですが、よくよく調べてみると土用の丑の日は「夏だけではない」ということがわかります。
土用の丑の日とは以下の4つの時期のことを言います。
・立春(2/4ごろ)の前の18日間 →1/17~2/4ごろ
・立夏(5/5ごろ)の前の18日間 →4/17~5/5ごろ
・立秋(8/8ごろ)の前の18日間 →7/20~8/8ごろ
・立冬(11/7ごろ)の前の18日間 →10/20~11/7ごろ
これは土用の日です。
丑の日とは
次にしっておきたい丑の日のことですね。
この丑は十二支のはなしの「うし」になります。
昔から十二支の干支は年を数えるだけではなく、時刻、方角、月、日などを数えるものに使われています。
時代劇などを見ていると「丑三つ時」なんて言葉がをきくことがありますが、この時間は「午前2時」のことを指しています。
その丑の日は時間以外にもカレンダーなどを見た際に日付にもありその土用の日の期間の丑の日のことを「土用の丑の日」というのです。
それが年に4回あるので「土用の丑の日」は合計4回あるという考えになります。
2019年の土用の丑の日
では、2019年の土用の丑の日を紹介していきます。
まず土用の器官は以下の通りです。
・冬の土用:1月17日(木)~2月3日(日)
・春の土用:4月17日(水)~5月5日(日)
・夏の土用:7月20日(土)~8月7日(水)
・秋の土用:10月21日(月)~11月7日(木)
その中の丑の日は
・冬:1月28日(月)
・春:4月22日(月)、5月4日(土)
・夏:7月27日(土)
・秋:10月31日(木)
ちなみに本来は一回の季節に1日しかないのですが、春のようにたまに2日間入る場合があります。
このような時は「一の丑」「二の丑」と呼ぶようになっています。
ウナギを食べる理由
丑の日についてはお分かりいただけたかと思います。
では、次にこの土用の丑の日にどうしてウナギを食べるのでしょうか?
なんとなくのイメージはスーパが「土用の丑の日」といえばウナギが売れるという安易な理由でおこなっているのではないかと思っているのですがそんな理由だけではないようです。
諸説があるのですが一番有力だと言われている理由について書いていきましょう。
平賀源内の説
この土用の丑の日は平賀源内が決めたといわれています。
当時ウナギが売れなくて困っていたうなぎ屋が平賀源内に相談をしたところ、「土用の丑の日にちなんで「う」から始まる食べ物を食べると夏バテしない」という風習がありました。
それこそ「うなぎ」だと広告を張りなさいという指示を出したのです。
その結果うなぎ屋は繁盛をしたことから土用の丑の日は「うなぎを食べる」という風習が身に着いたといわれています。
夏に食べるものなのか?
夏の暑さにバテてしまい、その結果疲れてしまうなんて言われていますがそのようなことはありません。
その場合には土用の丑の日にウナギを食べるということが広がって「夏に食べる」と思われがちですが先ほども紹介したように土用の丑の日は年間4回もあるのです。
そのため、年に4回あることからうなぎ屋によっては4回ともちゃんと張り紙をしているところもありますがそれは間違いありませんね、
しかし、夏=うなぎという習慣が身についていることから「土用の丑の日」といえば「夏」というイメージが染みついてしまっているのかもしれません。
ちなみに「う」の付く食べ物ならば問題はありませんので「土用の餅」「土用のしじみ」「土用の卵」なんてものもあります。
とにかく栄養のあるものを土用の丑の日には食べて乗り切ろうという考えが多いようです。
土用の丑の日のまとめ
土用の丑の日はうなぎ。
これは世の中の人に浸透をしているものですが、年に4回あって、ウナギ以外を食べても問題のないものというルールを知っている人は少ないでしょう。
そして、まさか平賀源内のアドバイスからうなぎが繁盛したなんてことも知らないと思いますので、今年の土用の丑の日はぜひ知っておきたい日であるといえます。