大阪の文化たこ焼き
大阪の文化といえば串カツ、お好み焼き、うどんなどいろいろな食文化がありますがなんといっても特徴は「たこ焼き」になりますね。
たこ焼きといえば、丸い球体の形をした粉もんなのですが中にたこが入っているシンプルが料理。
簡単で自宅でも作れますが、食べるとアツアツのカリカリで中はとろとろのたこ焼きは美味で人気もあります。
そんなたこ焼きを普段もしているのですが、今回は鉄板のたこ焼き器を使いしかもガス火で作ってみましたのでたこ焼きについて書いていきます。
たこ焼きとは?
もちろん誰もが知っているたこ焼きなのですが、そもそもどこで生まれた文化になるのでしょうか?
大阪だとは私も思っているのですがそれが正しいものになるのかについて書いていきたいと思いますので参考にしてください。
たこ焼きとは、小麦粉の生地にタコや薬味を入れて直径3~5cmに焼いた料理で発祥はやはり大阪だといわれています。
たこ焼きは鉄板で焼くことになるのですが、鉄板のくぼみの大きさは2種類あり大と小があるのでそれに従ってする形となりますね。
ちなみに大きなたこ焼き器で焼いたたこ焼きはジャンボたこ焼きと呼ばれるようになり、小さいたこ焼き器は家庭用として使われることが多いです。
歴史は?
たこ焼きが登場をしたのは、1933年(昭和8年)に大阪の西成区にある会津屋に初代遠藤留吉が作ったとされています。
遠藤は当時流行をしていたラジオ焼き(すじ肉を入れて丸くしたもの)を改良したものとなっており、1935年(昭和10年)に明石焼きの影響を入れてすじ肉からタコと鶏卵にしたことがたこ焼きの始まりだといわれています。
当時は生地に出汁などで味付けをしておき、何もかけずに食べるというのが一般的でしたがその後1948年にウスターソースが発明をされてからはお好み焼きやたこ焼きでも使われるようになり一般的になりました。
その名残があり今でも出汁の味、しょうゆ味のたこ焼きがあるのですが一般的にはソースやマヨネーズを付けて食べるのが一般的となっています。
関西だと各家庭に1台たこ焼き器があるのが普通なので、自宅でたこ焼きパーティーをしたりするのも一般的だといわれています。
たこ焼きの値段の相場
大阪に住んでいる私としてはたこ焼きは自宅で作るというのが一般的なのですが、もちろん購入をして食べることもあるのは正直なところです。
値段は実は書くお店によってことなっており、ジャンボたこ焼きだと6個で500円くらいが一般的な相場になっていますし、小さなたこ焼きだと8個で300円などお店によってことなります。
そんな単価で儲かるのか?と思うこともあるのですが、実はたこ焼きはめちゃくちゃ儲かるといわれており先日大阪城公園にあるたこ焼き店「宮本茶屋」の経営者が1億3000万円の脱税で逮捕をされるという事件も起こりました。
今はサイトにも記載をしている通り営業自粛になりますが粉もんでここまで稼げるとはもはや伝説になりますね。
たこ焼き器は重要
たこ焼き器といえば独特のくぼみのあるものとなっており、関西の家庭には1家に1台は必ずあると言われています。
そんなたこ焼き器ですがいろいろな種類があり、卓上の電気タイプ、卓上のガス火タイプ(ガスホースタイプとカセットコンロタイプ)があります。
最近はホットプレートにたこ焼き器が入っているタイプのものも多いので便利なものを購入するほうが良いでしょう。
ガス火の鉄板のたこ焼きは美味
先日、たこ焼きパーティーをしようということでガス火で鉄板のものを借りることになりました。
実は私も今までは家庭でも電気式のものが多く、実際に鉄板を使って焼くということはあまりなかったのですが先日ガス火を体験。
しかも鉄板を使うということだったのですが、材料はよいものは使っていなくても味はめちゃくちゃおいしかったので正直驚きました。
外はカリカリ、中はトロっとジューシーな感じなので味もおいしく最高のたこ焼きとなっていたので「ガス火ってうまいね」と一緒にパーティーをした人たちとも言っていたんです。
これからたこ焼き器を購入するならばガス火で上は鉄板になっているものをおすすめしますね。
たこ焼きの作り方
たこ焼きの作り方はとてもシンプルで簡単です。
しかし、これって大阪人というか関西人だけというかたこ焼きが文化で昔から家庭で作ってきた人からするととても簡単なのですが、パーティーをした際に広島の人や関東の人がすると「こんなに難しいの?」と驚いていました。
広島の人は「こんなに難しいの?かなんね~」と言っており、関西人の人が焼いたたこ焼きと比較をすると「焼きが足りない」と怒られていましたね(笑)
こんな風に作る人や焼き方によっておいしさも異なってきますので作り方はしっかりと覚えておきましょう。
材料
・たこ焼きの粉
・卵(1kgに対して2個程度)
・水(粉1kgに対して3000ml~3500ml程度)
※卵と水に関しては粉の裏に書いてある最低の量から調節をしていきましょう。
※水と出汁の量を半分ずつにすると出汁の効いたたこ焼きになります。
・たこ(1口の大きさ)
・刻みの紅ショウガ
・ネギ
・天かす
焼き方
では、次にたこ焼きの焼き方について書いていきましょう。
1.鉄板を熱く熱して油をしきます(多めに敷くのがコツ)
2.たこ焼きの粉をすべての穴に入れていきます。
(少しはみ出るくらいがきれいな丸いたこ焼きにするコツです)
3.たこや紅ショウガ、天かすなどの材料をいれましょう。
4.周りが焼けてきたら半分ひっくり返してやきましょう。
5.反対に回して全体を焼いていきます。
6.少し焦げ色を付けて完成となります。
(この際に油を少しかけてカリカリに焼いてもおいしいです)
7.お皿に載せてソースとマヨネーズに鰹節、青のりなどお好みの味にしてください。
アレンジをして楽しもう
たこ焼きの良いところはシンプルでおいしいのですが、アレンジもできる料理であるということです。
例えば、たこをソーセージや牛すじに替えるだけでまったくちがうものになりますし、スタンダードなたこ焼きにチーズやキムチなどを入れるとまたちがったたこ焼きができます。
ルールなんて決まっていないので、お好みのたこ焼きにしてください。
ちなみに私はホットケーキミックスをたこ焼き器に入れてベビーカステラを作ることもあったり、チョコレートを入れてチョコベビーカステラにしたりもします。
たこ焼きのアレンジはいろいろありますのでお好みで好きな焼き方をたのしみましょう。