サーモスの水筒は手放せない
サーモス(Thermos)とは、保温、保冷に特化をしている商品となっており、水筒ならばいつまでも冷たく飲めますし、スープジャーの場合にはいつまでも温かく飲めるという強みをもったものとなっています。
夏にでも外で冷たいものを飲むことができますし、冬には暖かいものを飲むことができますのっでとても便利ですね。
そんなサーモスの水筒を私も普段から使っているのですが、良い点もあれば気を付けなければならない注意点もありますので紹介をしていきましょう。
サーモスとは?
サーモスという名前はとても有名なのですが、一体どんな商品となっているのでしょうか?
まずはサーモストは?というところから紹介をしていきましょう。
サーモスは株式会社の名称で知られており、ステンレス製魔法瓶などの家庭で使う商品を製造、販売している企業となっています。
サーモス(THERMOS)とは、その株式会社が作っている魔法瓶のブランド名のこととなっており、2015年には世界最大販売数6000万本を売り上げたとして話題の魔法瓶となっていますし、魔法瓶のパイオニア的な存在といえます。
サーモスの名前の由来
ちなみに設立はドイツとなっており、当時は「テルモス」と呼ばれていました。
しかし、のちに英語圏の国でもその商標を譲り受けた会社が設立され「サーモス」と英語の発音で呼ばれたことがサーモスの読み方の由来となっています。
(参考:ウィキペディア「サーモス」)
サーモス水筒の仕組み
私はサーモスの水筒をかれこれ5年くらい愛用しています。
毎日中へ入れるのは基本水となっているのですが、昼頃でも十分冷たい水が飲めますのでとても重宝していますね。
サーモスへ入れていますので外へ持っていくことが前提となっていますが、安定をして冷たさもキープをしていますし、暖かさもキープをしてくれています。
もちろん中身がなくなっても出先の自販機で購入をすればあとはサーモスの水筒へ入れれば暖かさがキープをできますのでメリットも高いでしょう。
保冷に効果のある仕組み
なぜ、ここまで保冷に対して力があるのか?と思っていたのですがそこにはサーモスの強みである仕組みがあります。
ステンレス魔法瓶は2重構造の容器となっており、外瓶と内瓶の中は真空状態となっています。
この真空状態は宇宙空間と同じようになっており、放熱を防ぐことができるますね。
この真空の壁こそがサーモスの高保湿、高保冷性能の秘密だといわれています。
保冷の効果は?
では、実際に保冷の効果に関して調べてみると季節によっても左右をされるのですが水をサーモスへ入れた場合はほぼ変わらず飲めます。
もちろん冬に水道から水を入れる場合には元が冷たい状態となっているため時間が経過をしても冷たい状態となっていますが・・・。
冷たい飲み物の場合の実験としては6時間後で約3.0℃ほどしか上がらないという結果になっています。
12時間程度経過をすると6℃ほどは温度は上昇するようです。
しかし、ほかの魔法瓶だと10℃程度上がっているものもありますのでサーモスの保冷効果が高いものであるということがお分かりいただけるかともいます。
夏はとにかく氷を入れて冷たいドリンクを作っておくと外で飲めばリフレッシュにもなるかなと思いますね。
サーモスの商品はいろいろ
サーモスの製品にはいろいろな種類があり、小さなマグボトルから大きなボトルまで種類はいろいろとある状態となっており、子供用のものまであります。
また、最近は水筒だけではなくマグカップタイプのものも販売をしておりニーズにこたえている形となっていますね。
サーモスの水筒を使ってみた感想
暑い日には冷たいお茶はお水を入れていけばほぼ一日は冷たいまま楽しめますし、熱い飲み物でも結構温かく飲めます。
しかし、ここからは個人的な感想になるのすが温かい飲み物の場合は夕方には冷めてしまっていますので保温よりも保冷に強いという印象ですね。
暖かい状態をキープしているのは朝に入れていくとお昼くらいになります。
暖かいものをキープさせるコツとしては、暖かい飲み物を入れる前にサーモスの水筒を一旦たためることです。
コーヒーをいれる前に一度熱湯をいれて温めてからコーヒーを入れるとより飲みやすくなります。
洗いやすさは?
しかし、水筒の入り口は広くされていることもあり洗いやすいですし飲み口も洗いやすくされています。
飲み口の部分も洗いやすくパッキンは交換も可能なので清潔に使えるという点でもサーモスはおすすめの商品となっていますね。
もし汚れがとれにくい場合にはキッチンハイターなどで漂白をするときれいに落とせますので汚れが落ちない場合には一度チャレンジをしてみてください。
飲み口は特に清潔に保っておきたいものなのですが、歯ブラシでごしごしとこすることもあるのですが個人的には漂白剤などにつけておくときれいに汚れも落ちる印象ですので汚れがひどい場合には漂白剤を使ってきれいに管理をしましょう。
使用の際の注意点
サーモスの水筒はとても便利なのですが、使う際に気を付けなければならないポイントもあります。
主に2つありますが「入れる量」と「ふたの閉め方」です。
入れる量
入れる量というのは単純にサーモスの水筒へ入れる量になるのですが、ついついたくさんの量を飲みたいと思ってしまうことからぎりぎりまで入れてしまう方もいます。
しかし、そうなるとふたを閉めたときにあふれてしまう可能性もあることから漏れの原因となりますので上のほうが適度にスキマを開けておきましょう。
ふたの閉め方
ふたを閉める際に大事なことは、パッキンやゴムの部分がまずはしっかりと固定をされているか?
また、ふたがキチンとしまっているか?が2つのポイントとなってきます。
これは私も何度かしたことがあるのですが、ふたをしっかりと閉めいまま鞄へ入れてしまい結果としては鞄の中がビショビショになるということがありました。
そうならないためにもふたがしっかりと閉めるようにしましょう。
スターバックスのタンブラー
過去にスターバックスのタンブラーを使っていたのですが、こちらも真空二重構造となっているため誰もが温かく飲めるボトルとして人気を集めていますね。
個人的にはスターバックスのタンブラーとサーモスのタンブラーの違いはないように感じましたがデザイン的にはスターバックス。
機能的にはサーモスというのが個人的に持っている印象といえます。
可愛いデザインとなっていますのでおすすめの商品といえますし、季節限定でいろいろなデザインのタンブラーが発売をされていますのでそちらを購入しても良いですね。
私も今はサーモスを使っているのですが、それまではスターバックスのものを使っていました。
使った感想としてはどちらもあまり差はない印象となっています。
サーモスのスープジャーはどうなの?
最近は会社にお弁当を持っていく方も多くいます。
その中には自宅で作ったお味噌汁やシチュー、カレーなどを持っていく人もいるのですがそんな人たちに人気となっているのがスープジャーになります。
スープジャーはその名前の通りスープを入れて保温ができる食品となっており、お昼でも温かいスープが飲めるとして人気の商品となっていますね。
ちなみに私の持っているスープジャーの商品はJBI-382 ネイビー(NVY)という種類になります。
活用方法はいろいろ
スープジャーは量が結構はいりますので、レシピもいろいろと増えます。
例えば、普通にスープを入れても良いですし、プリンを作ったり中にうどんとささみ、野菜を入れてサラダうどんにしたりといろいろな商品を作ることが可能です。
他にもお弁当箱にうどんやそうめんを入れておき、スープジャーに温かいお汁を入れておけばその場でぶっかけんうどんやそうめん、そばを楽しむことが可能です。
入口も大きいのでリゾットにしたり、どんぶりを作っても良いですね。
あとは、お弁当箱にシリアルなどの乾燥をしているようなものをもっていき、スープジャーのヨーグルトや牛乳を入れて使ってみるという方法もあります。
スープジャーのレシピは無限大なので活用方法は幅広いというのが正直なところになっています。
個人的にはカレーライスをもっていくというのがやってみたいなと思いますね。
ただし、使うときには注意点がありますので気を付けましょう。
スープジャーを使ってみた感想
私は普段からお弁当を持っていくことが多いのですが、毎日お弁当を食べていても何か物足りないと思っていたので今回はスープを飲みたいとおもって思いきって購入をしました。
使ってみた感想としては私の使い方が悪いのか「漏れが多い」というのと朝アツアツのスープを入れても4時間後のお昼には若干さめてしまっているというのが感想です。
アツアツの温度はわからないのですが、お味噌汁にするとグラグラというくらいアツアツにしていてもお昼には適温よりもちょっとぬるいと感じました。
普通のサーモスの水筒と比較をした場合には少し物足りないかなという印象です。
もしかするとスープジャーも事前に温めることができればまた変わってくるのかもしれないのですが、それでもサーモスの水筒と比較をすると冷めやすい印象です。
カバーを付ければ変わるかも
カレーやシチューなどを入れた場合には効果はもっと高いのかもしれないのですが、お味噌汁やスープとなるとそこまで温かいという印象はありせん。
スープジャーには付属のカバーも販売をされていますのでそれを使えば保温効果がもっとあったのかもしれません。
しかし、お味噌汁だけならば職場にポットなどがあるならばインスタントみそ汁を購入しておいて、普通に飲むほうが温かいと思います。
他のメニューをするなら十分活躍の場はあると思いますが私はみそ汁を持っていきたいという気持ちだっただけです。
そのため3,000円ほど出して商品を購入したのですがあまり使うこともなくそのままきれいに片づけてしまいました。
サーモスの価格とラインナップ
価格は商品によっていろいろと異なるのですが、タンブラータイプの携帯マグの場合だと1980円~となっており、いろいろなスーパーの店舗でも取り扱いがあります。
後はサイズが大きなったり、保温保冷効果がより高いものはさらに値段があがる可能性もありますね。
スープジャーは3000円程度と比較的高くなりますが、一度購入をすれば十分活用ができる商品なのでおすすめといえます。
サーモスとタイガー、象印はどこがいい?
サーモスのライバルといえばタイガーと象印になります。
この3メーカーではすべて水筒やステンレスボトルなどを出しておりしのぎをけずっていますが一体どこが良いのでしょうか?
各メーカーによって使い勝手の良さや商品の質などにも違いがでてくるためその差について紹介をしていきましょう。
サーモス
サーモスのみとなるのですが容量が多くなっており、500mlという大きさを実現していますがタイガー、象印はなぜか480mlとペットボトルを入れると若干はみでてしまいます。
漏れにくさではタイガー、象印がある中でも漏れにくさという点では口コミ情報の中でも一番評価が高いです。
デザイン的には同じくシンプルですが、ロックの部分はリングになっていたりするので遊び心がある水筒というイメージになります。
タイガー
タイガーはとにかく軽くて使いやすいと口コミが多いです。
他のブランドと比較をしても20gほど軽くなっているため重さという点では象印に軍配が上がるのかもしれません。
しかし、中身が漏れやすいという口コミが多くタイガーの商品は飲み口が大きなものが多いためそれが原因になっているのかもしれません。
デザイン性はほぼ無地なので誰でも使いやすいです。
象印
象印は細部まで商品の質にこだわっているという印象になります。
例えば、キャップを開けたときに水滴が飛び散らないように二段階で開く仕様になっているのは他のブランドにはない象印の独自の機能になっています。
また複雑な「ロックを外す→キャップを開ける→飲み物を飲む→キャップを閉める→ロックをする」までの動作をすべて片手で行うことができるという点でも象印の特徴ですし、タイガーにはないロック機能が付いています。
デザインは他のブランドと同様にシンプルとなっていますが、材質やカラーリングなどは高級感があるイメージです。
スターバックス
実は最近もう一つステンレスボトルの候補として台頭をしていきているのが誰もが知っているコーヒーブランドであるスターバックスです。
デザインもサーモスと同じように遊び心があるなという印象なのですが、よく見ると製品自体はサーモスの商品でそこにスタバのデザインが施されているだけです。
そのため中身はスターバックスの商品はサーモス。
見た目のデザイン性だけになるのですが、おしゃれな人はスターバックスのステンレスボトルと持っているという印象です。
ステンレスボトルならばどこのブランド
評価や口コミを見た場合にはやはりサーモスかなという印象になります。
容量の問題もありますが、機能という点でもサーモスは間違いない商品といえますね。
ただし、デザイン性でシンプルなのでそればらば同じ製品であるスターバックスを購入するなどをしてみましょう。
サーモスのまとめ
水筒とスープジャーを使っている感想と仕組みについて紹介をしましたが、保冷や保温効果に関してはパイオニア的な存在となっていますし、人気の秘密もわかります。
デザイン性も豊富の取り揃えられていることから誰もが使いやすい商品であるという印象もありますし、なんといってもパッキンなどの洗いやすさという点でもおすすめだといえます。
サーモスの商品は基本的に口に近づけるものが基本となりますので、常に清潔にしておきたいというのが正直なところですが、そこまできれいに考えられているというのはサーモスの良さといえます。
これからタンブラーや水筒を購入しようかなと思っているならばサーモスの商品はおすすめですよ。
サイズ感はどれくらいがいい?
私は水用と珈琲用の2つを常に持ち歩いています。
その際には水用は500ml、コーヒー用は350mlとサイズを分けていますね。
もちろん人によって異なりますが、ビジネスバッグに入るサイズの限界というものもありますので売れ筋は350ml~500ml程度になっているみたいです。
外で仕事をする、近くに自販機もないという方はもう少し大きめの水筒を持ち歩くことも多いようなのであなたの状況によって購入をするようにしましょう。