先日妻との結婚記念日のお祝いに、大阪へフレンチを食べに行ってきました。
毎年フレンチ料理を食べに行っているのですが、毎年お店探しに苦労をしています。
もちろん探すのも私の大事な仕事でいつも一休にお世話になって評価やコースを見ていますね。
ちなみい昨年はリッツカールトンのラべに行ってきましたが、フレンチは2年くらい通うとどうしても飽きてしまうので今回は趣向を変えようということに。
そこで見つけたのが大阪の本町にあるカルトブランシュというお店。
写真をみて料理のおいしさそうな雰囲気とお店の雰囲気に誘われて行ってきました。
カルトブランシュとは?
カルトブランシュとは、大阪の本町にあるフレンチレストランです。
ビルがたくさん立ち並ぶ御堂筋の中にあるこぢんまりとした小さなお店ですね。
ちなみにカルトブランシュとはフランス語で白薔薇という意味が込められており、お店のテーマにもなっています。
そのため、白薔薇の装飾などがお店の中にもあるとても素敵なお店。
特に女性には好まれる雰囲気だといえますし、上品さもあるラグジュアリー感もあるお店なので落ち着いてゆっくりと食事を楽しむことができました。
料理長の辻さん
ここの料理長は辻さんという方です。
本場のフランスで修業を積んだ方で
アルザスAuTrotthus(元・京都祇園「フィリップオブロン」のフィリップオブロン氏がやっているレストラン)アヴィニヨンEntreVigneEtGarrigue(一ツ星でMOFのシェフの元)で実績を積み帰国。
帰国後はヴァリエに勤務しその後、シアトルのNAKA(現adana)で和仏コラボディナーなどを実現している凄腕シェフです。
今回はたまたまお料理を運ぶ人が体調不良で休みとなったためシェフがすべて運んだりしてくれました。
話をする時間も会ったのですが、ものすごくよい人。
そんな雰囲気の辻さんが作っている料理はかなりおいしいかったので一度足を運んでほしいと思います。
カルトブランシュのランチ
今回私が注文をした料理はランチコース5,000円です。
アミューズからお魚、お肉、デザートまで味わえるコースとなっておりドリンクもついています。
私は娘もいることはらディナーでゆっくりと食事にということは普段から難しいのでランチが多いですね。
そんなカルトブランシュのコースを順番にご紹介していきましょう。
Amusu-Bouche(アミューズブッシュ)
まず最初に出てきたアミューズ。
こちらは前菜ですが、生のブリが入っているものとなっています。
ブリというと油が乗っておりコッテリとしているイメージなのですが、食べてみると意外とすっきりとしており野菜もしっかりと処理をされているのでとてもおいしかったです。
Hors D’oeuvre(オードブル)
続いて次はスープでした。
フレンチで久しくスープは飲んでいなかったのでうれしかったですね。濃厚な魚介のスープにおでんの大根が入っているというちょっと趣向が変わったスープ。
お皿にある粉は海老を焼いて粉にしたものとなっており入れるとさらに海の香りが入ってくる逸品です。
おいしかった。
Poisson(魚介料理)
続いて魚。
この日は鰆とですが、焼いてある形となります。
フレンチで焼いてある魚が出てくるということは少ないのですが、とてもうまく焼かれており本当においしかった。
付け合わせのザワークラフトと魚とソースがマッチしておりしっかりと食べられるものとなっていましたね。
Viandes(本日のメイン料理)
この日のメインは豚肉。
しっかりとローストされているのですが、とにかく柔らかくておいしかったので感動しました。
脂身も適度にありますし野菜の味も濃厚なので本当においしかったです。
Dessert(デザート)
続いてデザートになります。
この日はチョコレートのデザートでチョコのアイスに濃厚なミルクティーを合わせたものです。
チョコレートとミルクティーがしっかりとマッチしていて味は本当においしいものでした。
Pain(自家製パン)
カルトブランシュのパンはすべて自家製です。
いろいろな種類があり、この日は青さと七味、胡麻と七味、イカ墨とちょっと変わった雰囲気のパンがでてきました。
味もおいしかったですし、バターがなくても料理にあうパンだったのでよかったです。
Mignardise(お茶菓子)
お茶菓子も可愛いものが出てきます。
この日はマカロンでしたがあっさりとしており食後には最適でした。
Caffe(食後のコーヒー)
食後のコーヒーになります。
食後はゆっくりと飲めるのでよかったです。
カルトブランシュのまとめ
料理に関してはコースで本当にお値段の割には本当においしかったです。
フレンチというとバターをしっかりと使って濃厚はイメージですが、ランチなので軽くしてくれていた点もありがたかったですね。
唯一残念なのは珈琲。
カウンターから珈琲を機械で入れているのですが、その音が聞こえてしまうのは残念。
せっかくの雰囲気とおいしかった料理の余韻がなくなってしまうのでせめて裏で入れてほしいなと思いますね。