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しめ縄飾りの意味と由来!しめ飾りとの違いは何なのか?

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お正月に飾るしめ縄

お正月と聞くと、おせち、鏡餅、初詣などいろいろなことが思い浮かぶ方も多いでしょう。

私はどちらかといえば食べることが好きなので、ついついおせちを思い浮かべてしまうのですが、今回はお正月に飾るしめ縄について書いていきたいと思います。

最近は家の軒先にしめ縄を飾る方もすくなくなっていますが、実はお正月に飾る大事な意味がありますので由来を合わせて紹介をしていきましょう。

しめ縄とは?

まず、しっておきたいしめ縄とはという点について書いていきます。

ちなみにしめ縄を漢字で書くことはできますか?

たぶん多くの人はなかなかかけないと思いますし、私も「こんな風に書くんだ」と思ったくらいの字の書き方ですので紹介をしていきましょう。

しめ縄は漢字で「注連縄」と書いてしめ縄とかきますので覚えておきましょう。

しめ縄とは、

神道における神祭具で、糸の字の象形を成す紙垂(しで)をつけた縄をさす。標縄・七五三縄とも表記する。

(引用:Wikipedia「しめ縄」)

次に飾る意味と由来について書いていきましょう。

しめ縄の意味と由来

しめ縄の大きな役割は「神様の世界と現世を隔てる結界」の役割を持っているといわれています。

つまり、しめ縄を通ると神様の世界である神聖な場であり、しめ縄から出ると現世に戻ったという考えになります。

たしかに神社などは入り口にしめ縄が飾ってあることが多く、そこから入ると神様の聖域となりますよね。

最近は少なくなりましたが、昔はあまり販売もされていなかったので手作りをする人も多かったといわれています。

お正月は神様が各家に来る日で、しめ縄をすることで家自体も神聖な場として認識をさせるためにしめ縄と飾ることを基本としていました。

由来

しめ縄は神聖な場所を示す印」とされています。

天照大神が天の岩戸から出た際に、再び天の岩戸に入らないようしめ縄で戸を塞いだという日本神話にあるとされ、「しめ」には神様の占める場所という意味があるといわれています。

しめ縄はお正月だけでなく、例えば神社がご神木などにかけてあるしめ縄も同じ意味がありますし、お相撲さんの横綱にも注連縄(しめ縄)を腰にしめて本場所の土俵に登場をします。

これも、土俵を清めるという意味があるとされていますね。

しめ縄には途中に7本、5本、3本の縄を通して、ぶら下げる七五三かけで行われることが多く、しめ縄は「七五三縄」とも呼ばれます。

しめ縄についてはわかったのですが「しめ飾り」というよく似た言葉もありますので合わせて紹介をしていきましょう。

しめ縄としめ飾りの違い

次に、しめ縄としめ飾りの違いについて書いていきましょう。

しめ飾りはとてもシンプルで、しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものをしめ飾りと言います。

・橙は「代々繁栄しますように」

・裏白は「裏表のない清らかな心で一年を過ごせますように」

・ゆずり葉は「子孫が途絶えないように」

・昆布は「喜ぶ(よころぶ)」

この4つを付けることが基本となっておりしめ縄から神様が出ていかないようにするため飾りだともいわれていますね。

そのため、家庭でつけすしめ縄にはいろいろな飾りがされているのはそのためです。

しめ縄の意味 神社の鳥居も同じ?

神社の鳥居も神域で現世と神の世界を隔てる結界のようなものと信じられています。

そのため、神社の鳥居に飾ってあるのもしめ縄ということになりますね。

そのため、しめ縄に対する考えは同じとなっており神社でも家でも非常に重要な役割を担っているといわれています。

子供に伝えるなら、「神様が通る道をきれいにするための魔法の道具だよ」というように説明をしてみてください。

ちなみも喪中の期間中は正月飾りは一切つけないで過ごすことが基本となります。

英語でも「Shimenawa」と言われるしめ縄の意味はとても重要なのですが、最近はあまり飾っている家はないですね。

実はしめ縄は重要な意味を持っていることをしっておきましょう。

いつからいつまで飾るの?

そんな新しい年を迎えるために大事なしめ縄なのですが、お正月に向けていつからいつまで飾るのでしょうか?

しめ縄を飾る時期として最も多いのは12月25日~28日位が最も多く、遅くても30日には飾っている人が多いといわれています。

ただし、29日と31日にだけは飾るのは避けておきましょう。

29日は「9」が「苦」を連想させることから縁起が悪いと言われており、31日は一夜限りと言って神様に失礼だといわれています。

そして、松の内と呼ばれる1月15日に外すといわれていますが地域によって異なっており、関西は15日ですが1月11日の鏡開きで外す地域もあれば、関東地方では1月7日に外す場所もあります。

そのため、地域によって使い分けるとよいですね。

まとめ

しめ縄についていろいろと書いてきました。

最近はあまり飾る人もいないのですが、お正月に飾る鏡餅やしめ縄などすべてに意味があるものであることは間違いありませんので本来は飾らなければなりませんね。

飾らないと子供たちにも伝えられませんので、今年は飾って子供たちにちゃんと伝えていこうかなと思います。

通販でもおしゃれな商品もありますので、みなさんも飾ってみてはいかがでしょうか?

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