秋に食べたい食材といえばさんまの塩焼き
秋といえば食欲の秋。
栗にきのこにさんまなど旬の食べ物がたくさん出てくる季節だといえます。
そんな中でも私が毎年食べているのはさんまの塩焼きをバーベキューで楽しむというもの。
炭火で焼くと皮はパリッとしており、中はふっくらでめちゃくちゃおいしいんですよね。
しかし、炭火で焼くと崩れてしまったりして焼くのが難しいという問題点もありますのでさんまを炭火で焼く方法を紹介していきましょう。
さんまとは?
もちろんさんまとはしっているという方も多いですが、一応さんまとはどんな魚なのかをおさらいしておきたいと思います。
さんまとは、
サンマ(秋刀魚、学名:Cololabis saira) は、ダツ目-ダツ上科-サンマ科-サンマ属に分類される、海棲硬骨魚の1種。北太平洋に広く生息する。
食材としても重宝されて、特に日本では秋の味覚を代表する大衆魚である。
(引用:ウィキペディア「さんま」)
ちなみにどうしてサンマと呼ぶかしっていますか?
このサンマという名前には2つの有力な説があります。
1つ目は「細長い魚」を意する古称「サマナ(狭真魚)」が「サマ」 →「サンマ」と変化したとする説が一つ。
2つ目は大群をなして泳ぐ習性を持つことから「大きな群れ」を意する「サワ(沢)」と「魚」を意する「マ」からなる「サワンマ」が語源となったという説が一つとなっています。
いずれも本当のことがわからないというのが正直なところなんですよね。
さんまのおいしい時期
秋の味覚の代表となっているさんまですが、美味しい時期ってしっていますか?
美味しい時期は9月~10月にかけての1カ月間だけといわれています。
その時期が最も脂がのっており、時期が終焉になるころにどんどん脂ののりがなくなってきますので食べるならば間違いなく旬の時期に食べましょう。
また場所によっても異なり、北海道から三陸沖で捕れるさんまに関しては8月末~10月中旬にかけて、南でとれるさんまは10月中旬~11月中旬にかけてとれます。
鮮度の良いさんまの見分け方
さんまのシーズンになるとスーパーなどでさんまを見分けることになると思いますが、どこを見れば新鮮でおいしいさんまだと見分けられるのでしょうか?
さんまの大事な点は口先が黄色いことです。
あとは、漁船から揚げられたさんまは間違いなく新鮮だといわれていますのでおいしいことは間違いなしですね。
もし生さんまを購入するという場合には口先を見てみましょう。
スーパーなどにも秋になると大量に売りに出されることになりますので、その中から口先の黄色いさんまを選べば間違いありません。
さんまの焼き方 炭火でうまく焼く方法
そんなさんまとおいしく味わうには、焼き方と上手にすることがポイントとなっています。
今回私は友人の家で炭火で焼いたさんまを食べたのですが、味も絶品で最高においしかったので炭火でのおいしい書き方について紹介をします。
もう、グリルで焼いたさんまは食べられないですね。
さんまの焼き方になりますが、炭火でうまく焼く方法は遠火の強火で焦がさないよにふっくらと焼くことです。
塩は焼く直前にうえからぱらぱらとふればOKです。
スーパーなどで塩がふってある状態のさんまも売られていますが、そのさんまの場合はどうしても水分が抜けてしまいうまみも出てしまいますのでできれば自宅で直前に塩を振るようにしましょう。
では、炭火で焼く基本について書いていきましょう。
遠火の強火が基本
炭火の場合は遠火の強火が基本となります。
なるべくたくさんの炭を使って強火で一気に焼いてしまうほうがおいしいです。
またさんまを焼く際に炭火は早めに用意をしておこきましょう。
炭火は着火をしてすぐに焼き始めてはだめです。
最低でも10分程度はおいておき、網をのせて網も焼いておくことで魚が網にひっついて形を崩すことを防げます。
脂で焼かないように
脂が火に落ちると炎があがりさんまにも火がいくためすこしずつ焦げてしまいますので、遠火が基本となります。
炎で焼くことで焼きムラにもなってしまいますので近火にならないように気を付けましょう。
近火になっていると上から脂も落ちてしまい脂の火がついて炎があがりさんまを焦がしてしまうということも起こります。
遠い火にしてください。
今回は7匹焼きました。
こんな風に並べたのですが、真ん中の3匹は火加減が強く、焦げてしまいひっくり返すと身がほぐれてしまいました。
そんな風にならないためにも出来れば周りに並べるようにしておき、遠火で焼くようにしておきましょう。
何度もひっくり返さない
素人の人がやりがちなのですが、さんまが焼けているのかついつい気になってしまって、何回もひっくり返すことをするのですが熱効率が悪くなりますのでやめておきましょう。
ちらちらと様子を見ながらでもよいですし、焼け具合やさんまを見るのではなく網を持ち上げて裏からみるようにしてください。
あまりひっくり返すと皮も捲れてしまいますし、さんまの身も崩れてしまい見た目もよくありませんので注意をしましょう。
この方法で焼けばグリルよりもずっとおいしいさんまが焼きあがります。
グリルと違ってふっくらとやけており皮はぱりぱりなので絶品のさんまの炭火焼ができますし、ふっくらとしているので魚ががあまり好きでない娘たちも「おいしい」とバクバク食べていました。
さんまの焼き方 グリルはどうする?
ちなみにグリルでもおいしく焼く方法について書いていきましょう。
グリルもまずが温めておくことが大事です。
冷たいままさんまと乗せると皮がひっつきますので注意をしましょう。
あとは、さんまを切らないことです。
ついつい火の通りを気にして半分などにしてしまう方もいらっしゃいますが、さんまのうまみを逃がさないためにも半分などには切らないで一匹にまま焼くようにしてください。
中火でじっくりがグリルの基本的な焼き方となります。
はらわたは食べるの?
先日友人らとさんまを食べているとはらわたを食べる人と食べない人に分かれるということになりました。
私は苦いはらわたは基本あまり食べないタイプだったのですが、中にははらわたまできれいに食べる人もいたのです。
これは完全に好みになりますが、お好きなように食べてくださいというのが答えになりますね。
まとめ
面倒ですが、やっぱり炭火の焼きさんまは格別ですのでおすすめです。
グリルだと焼いたあとにきれいにしなければならないため手間もかかりますし面倒なことも多いです。
まぁ炭火だとさらに面倒なことは多いのですが、グリルで焼いたさんまと炭火で焼いたサンマは全く違いますね。
また、さんまは新鮮なものだと刺身も食べられますし、南蛮漬けなどレシピも豊富です。
秋の味覚サンマを食べるならば、炭火で一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
大根おろしとすだちは必須
さんまの塩焼きといえば最後は大根おろしとすだちは必須。
この2つを合わせて食べることにより「秋がきたな~」という感じられます。
せっかくおいしいさんまを焼くのならば大根おろしとすだちを用意して、白いご飯と合わせて食べてください。