和牛の王様松阪牛
先日お盆休みに田舎へ帰省をしてきました。
そんなときにたまたまお肉を食べに行こうとなりお肉を食べたのですが、今回気になったことが松阪牛ってこんなにするの?というのは正直なところです。
松阪といえば和牛として日本でも有名である意味王様的な存在。
そんな松阪牛の値段と、本場の松阪で購入をすると安いのか?という点について調べてみました。
松阪牛とは?
値段について書いていくまでに松阪牛の定義について書いていきましょう。
松阪市内には松阪牛の専門店も多く、ランチなどには松阪牛のすき焼き、ステーキ、焼肉などいろいろなお店でも安くで提供をしています。
その逆に最高級の牛肉である松阪牛を食べさせてくれる高級店も多くすき焼きならば「和田金(わだきん」が有名で1人すき焼きを食べるだけでも12,000円~という破格の値段。
では、本題の松阪牛の定義についてまとめていきましょう。
・黒毛和種、未経産の雌牛
・松阪牛個体識別管理システムに登録されていること
・松阪牛生産区域(旧22市町村)での肥育期間が最長・最終であること
※生後12ヶ月齢までに松阪牛生産区域に導入され、導入後の移動は生産区域内に限る。
なお『松阪牛』の読み方は「まつさかうし」「まつさかぎゅう」のどちらも正しい読み方です。
ただし、「まつさ゛かうし」「まつさ゛かぎゅう」「松坂牛」の表記は誤りです。
(引用:松阪牛協議会「松阪牛とは」)
松阪市が中心をなって作っているWEBページがありました。
ものすごく細かな定義があり、この中に収まっていないと松阪牛とは呼べない決まりとなっています。
特選松阪牛とは?
また、中には特選松阪牛という松阪牛もおりこちらは
「松阪牛の中でも兵庫県産の子牛を導入し松阪牛生産く育で900日以上肥育した牛」のことになりますね。
特選松阪牛は「松阪牛の中の松阪牛」「松阪牛の中のスペシャルグレード」という認識になりますのでより高くなるということです。
松阪牛の値段はいくらなの?
では、松阪牛の定義についても分かったところで松阪牛の値段について調べていきましょう。
松阪牛の値段ですが、ランクによってもことなります。
しかし、大体A5の場合には100gで2,000円が相場というのが正直なところです。
ちなみにアメリカ産の安い牛肉などになると100gで198円などで売っていますので松阪牛と比較をすると約20倍の価格差があると言うことですね。
値段はどうやって決まるの?
ちなみにお肉の値段に関してはお肉の質によってきまります。
よくA5、A4などと英数字で聞くこともありますがこの辺りはかなり問題となっているケースもあります。
A、B、Cのローマ字には3つのランクがあります。
このA~Cは「歩留まり」をあらわしています。
「歩留まり」とはどれだけ効率よくお肉がとれたかということになりますのでお肉に質はあまり関係ありません。
お肉屋さんにとって商売をしていく上でたくさんお肉が取れるほうが良いに決まっていますのでたくさん取れるとAランクとなり、お肉の取れが悪いお肉がCランクとなります。
次に「1~5」の数字に関してはお肉の「色」「光沢」「霜降り度合い」「脂の質」などで判断をされることになります。
人間の目で見て評価をされるので機械などで客観的に測定をしているわけではないので絶対的な基準ではありませんのでその日はA4だったお肉が昨日ならばA5だったのにということはよくあります。
つまり、見る人目によってことなるようですね。
お肉の質に関する評価はこのような感じです。
歩留まり等級 | 高い→低い(お肉の質の等級) | |
高い | A | 5・4・3・2・1 |
中くらい | B | 5・4・3・2・1 |
低い | C | 5・4・3・2・1 |
A5が最高となっており、C1が一番下という認識になりますのでA5がつけば最も高いお肉になるということは間違いありませんね。
通販は人気
また、松阪までなかなか買いに行けないけれどもお中元やお歳暮にお肉は最適となっており非常に人気となっているのが通販です。
松阪市内だとまるよし、朝日屋はお肉料理も提供するお店を持ちながらも通販もしているお店となっていますしギフトにも最適なお店といえますね。
このような通販とレストランを持っているお店は牛肉も育てており、精肉店と直営レストランを持っているという店で上手に商売をしているという形になります。
本場の松阪で購入をすると安いのか?
海外のブランド品なども本場に行くと安いなんて言われることも多いので、松阪牛に関しても松阪へ行けば安く購入できるのでは?と思って調査をしてきました。
その結果は・・・「変わらない」という悲しい結果です。
実際に松阪にあるお肉屋さんを見てきたのですが「高い」というのが正直なところなので通販などで切り落としなどを購入するほうが安いかもしれないですね。
しかし、一度食べると「また食べたい」といううまさのあるお肉なのでお正月やお誕生日など特別な日にぜひ食べてください。