ネガティブ思考の繊細な人
繊細な人。
こんな風に聞くとどんなイメージを持ちますか?
例えば、「精神的に弱い」「デリケート」「ネガティブ」などいろいろな考えが浮かぶことになると思います。
そんな繊細な心の持ち主とはどんな人物のなるのでしょうか?解説をしていきたいと思います。
繊細な人とは?
まずは「繊細」という意味について考えていく必要があります。
繊細とはどんなことを指すのかについて書いていきましょう。
繊細とは、
ほそく小さいこと。ほっそりとして優美なこと。また、そのさま。「繊細な指」
感情などがこまやかなこと。また、そのさま。
デリケート。「繊細な感覚」「繊細な神経」
(引用:コトバンク「繊細」)
こんな風にどうみても「どんなことにも耐えられる」という人物ではなく、どちらかといえばか細いイメージ、触るとすぐの壊れてしまいそうというイメージになりますね。
そんな繊細な人の特徴を紹介していきます。
8つの特徴
繊細な人にはある一定の特徴があります。
もちろん世の中には繊細の逆で「図太い人」もいるのは正直なところで。
そんな図太いとは反対の繊細な人の特徴を9つ紹介していきましょう。
すぐにパニックになる
仕事でも勉強でも繊細な人はすぐにキャパオーバーになりがちです。
その理由はメンタルが特に弱いため「今日も仕事が終わらない」「勉強が目標のところまで終わらない」というように仕事に悩んでしまうからですね。
結局たくさんのことに追われるとキャパオーバーとなり不安が先行をしてしまうため効率的にタスクをこなすことが困難という結果になります。
そのため「あ~どうしよう」「こまった」などたくさんのことが自分に振ってくると悩んでいる姿を見ることも多いですね。
静かな環境でしか集中できない
繊細な人はとにかく敏感。
そのため、周りでうるさい音や雑音、話し声など音が聞こえると落ち着かずイライラとしたりすることもあります。
仕事をしていても隣の人が電話をしているだけでそちらが気になってしまうほどですね。
すぐに気も散ってしまいがちなので注意をしましょう。
機嫌が悪くなりやすい
実は繊細な人は自己顕示欲が強く自分の思い通りにならなかったり、おなかがすいたりするとすぐに機嫌が悪くなります。
自分でコントロールすることも難しく時には周囲に当たってしまうことも。
何か食べたり、飲んだりすれば気分も戻ることも多いので単純なのですが・・・。
プレッシャーに弱い
繊細な人はとにかくプレッシャーに弱いです。
責任者として任せられたり、上司から監視をされたり、「期待しているよ」と声をかけられたりするとどうしてもプレッシャーに押しつぶされそうになります。
プレッシャーのない環境でできる仕事を望む傾向にありますね。
他人に敏感
自分も敏感でいろいろと気になる人なのですが、その分周囲にいる人たちのことも考えられる優しさや敏感さを持っています。
周囲の感情や行動の変化には敏感でそれを口に出さなくても察知できる能力には長けているといえますね。
静かな環境を好む
繊細な人は騒音やなどは苦手。
どちらかといえば静かな環境を好む傾向にあります。
そのため、休みの日などにみんなでワイワイパーティーをして過ごすというよりは1人で静かな環境でパワーを貯めているといえますね。
人込みは苦手
とにかく人がたくさんいるところが苦手。
これは「静かな環境でしか集中できない」というのと同じになっておりたくさんの人がいる場所は苦手なのです。
そのため、花火大会、コンサート、満員電車、繁華街などたくさん人がいる場所よりは公園など静かに人が少ない場所を好む傾向にあります。
激しいものは苦手
例えば、ホラーやアクションの映画は苦手ですしジェットコースターなども苦手です。
自分から激しい映画や物語は選ばない傾向にありますね。
繊細な人に向いている仕事
そんな繊細な人なのですが、そもそも繊細な人に向いている仕事とは何なのでしょうか?
これについて考えてみましょう。
個人的にここまでの繊細な人の特徴をみてみると「こまかい」という印象になりますね。
もちろん中にはHPSと呼ばれる病気のような症状を持っている人もいます。
※HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で「感覚が敏感な人」という意味です。
そのため、バリバリの営業や結果を最重視する職場が苦手。
どちらかといえばコツコツと静かに仕事をこなしていける環境好む傾向にありますね。
例えば「針・灸・整体師」「カウンセラー」「自然や動物と関わる仕事」「小さなお店の接客業」「エンジニア」「ウェブライター」などになります。
その逆に向いていない仕事は「競争の激しい仕事」「単調で退屈な仕事」「人間関係最重視の仕事」「大人数でしなければならない共同の仕事」「忙しい仕事」などになります。
繊細すぎて生きづらいなんて言われることもありますが、たしかにデリケートな感じで細かいことが気になる人なのでかなり苦労するでしょう。
まとめ
繊細なの特徴としてはとてもナイーブでデリケートな印象です。
そのため、感情を表に出すことはないのですがメンタルがそこまで強いわけではないのでちょっと気になるポイントでもあります。
繊細過ぎると生きずらいなと感じますし、この特徴を見ていると自分は「繊細ではない」というのが印象になりますので注意したいポイントといえますね。
繊細な人の長所
このように繊細な人ってめんどくさいと思われがちですが長所ももちろんあります。
例えば事を荒立てるような行動はしませんし、周りのことが気になる人なのである意味すごく敏感にいろいろな人のことを見てくれる。
こんな風の繊細の短所となっていたことが長所になりえますので繊細な人とうまく付き合うと良いかもしれないですね、