寝不足で運転をしたり、渋滞に巻き込まれたりすると運転中に襲ってくる眠気。
本当に眠たくなることがありますが、運転中の居眠りは命取りになります。
実際に居眠り運転で事故になっているケースも多くなっていますので運転中の居眠りはなんとかしたいものですね。
そんな運転中の居眠りが起こる原因や対処の方法について書いていきましょう。
運転中の眠気覚ましの方法と原因について
先日ヤフーニュースにも出ていた内容なのですが、『居眠り運転発生の生理的メカニズム 』林光緒( 広島大学大学院総合科学研究科教授)著「国際交通安全学会誌 Vol.38」によると。
交通事故が多く発生する時間帯である朝と夕方の時間帯が多いです。
これは出勤時と退勤時に多いということで交通量の多い時間帯に発生をしているのです。
しかし、居眠り運転の多くは夜中から早朝にかけて起こること多く比較的交通量の少ない時間帯に事故が発生をします。
その理由としては「交通量が少なく運転が単調である」「朝起きて夜が眠たくなる生体リズム」「夜はお腹も満たされているので眠たくなる」というものです。
他にも「寝不足」「疲労が溜まっている」と言う点も挙げられこのような時間帯や体調の時には車の運転は控えるべきだといわれています。
(参考:ヤフーニュース「【もうだめ眠い…のために】運転中に眠くなった時に効く対処法」)
運転中の眠気覚ましの方法と対処法
眠気が襲ってくると車の場合は本当に危険です。
注意も散漫になることから視野も狭まりますし、信号や周辺の車の状況などもチェックをする必要がありますので十分注意をしなければなりませんので眠気を覚ますことが最優先です。
先日オフィスや授業中に眠たくなったときの対処法について眠気覚ましの方法とは?授業中や仕事中に効果的な即効性のある方法として書きましたが車の中だとできることが限られますので以下の方法を試してみてください。
大声で歌う
大声で歌うというのは非常にメリットがあります。
ただし、ゆったりとした曲や歌ではなくアップテンポで激しい感じの歌を大声で車の中で歌ってみましょう。
大きな声を出すことで目が覚めますし、口を動かすので眠気覚ましに一定の効果があります。
車の中なので周りには一切聞こえませんので安心をして大声で歌いましょう。
ちなみに私はストレス発散のために車で一人で熱唱をすることがあります。
冷房をかけて寒くする
眠たくなってきているときは体があったまってきている証拠です。
そのため、身体を冷やすなどの方法で冷やしてみましょう。
体を冷やすと寒いということに意識が行くので一定の目覚ましの効果があります。
眠気を感じたら冷房をガンガンにかけて「寒い」と思うくらいの環境にしましょう。
高速道路でなければ窓を開けるというのも一定の効果を得られますので風を車の中へ入れてみましょう。
同乗者がいる場合には話をしてもらう
同乗者が車にいる場合には話かけてもらったり、時には一緒に歌を歌ったりしてみましょう。
私もたまに眠たくなることがありますが、そんなときには妻につねってもたりビンタをしてもらったりしています。
話をしたり、歌を歌ったりするだけでは目覚めが悪い場合には同乗者に何らかの刺激をもらってみましょう。
個人的にはビンタは結構目が覚めます(笑)
息を止める
息を一時的に止めると脳が酸素を欲するため眠気が飛びます。
これは大事な会議中に眠たくなってしまうなんてこともあると思いますので、そんなときには思い切り息を止めてみると良いでしょう。
ガムを噛む
ガムを噛む、あめをなめるなど口を動かすことが大事です。
他にもするめやおしゃぶり昆布、梅干しなどコンビニでも簡単に手に入るものを購入して口に入れるとすぐには飲みこめませんので効果があります。
他にも眠くなるような時間帯に車を運転する予定ならば眠気覚ましのドリンクを購入するなどしておくとよいでしょう。
安全な場所に駐車をして仮眠や休憩をとる
やはり一番良いのは休憩です。
トイレにいったり、車から出て少し歩いたり、あったかいコーヒーを飲んだり気分転換が一番効果を得やすいでしょう。
運転中に眠気が襲ってくると自分自身も危険ですが、万が一事故を起こすと誰かを巻き込んでしまう可能性もあります。
そのため、コンビニ、コインパーキング、高速道路ならばサービスエリアなどに駐車をして20~30分程度の仮眠をとりましょう。
眠れなくても目をつぶるだけでも脳がリフレッシュされますので効果を得らえます。
運転中の眠気覚ましの方法と原因のまとめ
運転中に眠たくなることはよくあります。
プライベートで運転をしているときにもありますし、夜中に運転をするトラック運転手やバスの運転手の方も多いでしょう。
仮眠ができる状況ならば仮眠をとるべきですし、疲れている、睡眠不足ならば本来は運転をすべきではありません。
しかし、どうしても運転をしなければならないときは無理をせずに休憩をとる、睡眠をしっかりととって運転に備えるなどの準備が必要です。
何よりも安全が最優先ですので、眠いと自覚をした時点ですぐに対処をすべきです。
くれぐれも運転中に眠気を感じたら無理をしないようにしましょう。
クルマは便利ですが、凶器にもなります。